福光村・昆虫記【リスト】 甲虫7(鞘翅目:しょうしもく/コウチュウ目) K7 水辺や水中に生息する甲虫 |
#K138,−2 ガムシ♀(ガムシ科) [拡大] | #K138−1,−3 ガムシ♀(ガムシ科) |
撮影C:2005/07/10 温泉津町福光 | 撮影C:2005/07/10 温泉津町福光 |
体長33〜40mm。体は黒く、銅色の光沢があります。上翅に片側4列の点刻列をもちます。ゲンゴロウに似ていますが後肢が細く泳ぎがへたで、ゆっくり泳ぎます。中肢が長く、後肢に大きな棘(とげ)があるのもガムシの特徴です。池や沼,水田に生息しています。成虫は水草を主に食べますが、♀は産卵期になると弱った子魚や水生動物を食べます。幼虫は水生動物を食べる肉食性で、驚くと黒い液を吐きます。 | 角度を変えるとこんなにも色が変わる様です。目がクリクリです。 ■名の由来:漢字で牙虫と書き胸部から腹部中央に牙に似た針状突起があることから名付けられています。(左の下側の写真) ■♂♀の判断:♂の前肢のフ節は太く、♀は細いです。 ■呼吸:触角から空気を取り込み、一旦腹部下にある毛に溜め、水中で溜めた空気を空気膜から気門に通して呼吸しています。 <似た仲間>●コガタガムシ:体長23〜28mm。小型で細長い。 |
[注]撮影:又は撮影F:FUJIFILM FinePix−F410, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3 |
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