ヒカゲチョウ(日陰蝶)/ナミヒカゲ(並日陰) 福光村・昆虫記 Fukutomi design office 元に戻る 目次
#C006 Lethe sicelis (Hewitson)
鱗翅目(チョウ目)>ジャノメチョウ科
時期: 6月〜10月、年2〜3回発生
分布: 北海道,本州,四国,九州,サハリン (日本特産種)
生息域: 低山地から山地のササが生える場所や、クヌギやナラの林がある場所に生息。
大きさ: 開張48〜62mm,前翅長30〜34mm
食草: 幼虫はメダケ,アズマネザサやクマザサなどのササ類を食べる。成虫は樹木の樹液や、腐った果実の汁を吸う。
 蛇の目模様が綺麗なチョウです。漢字で日陰蝶と書き、名前のとおり日陰を好むチョウで、夕方や曇りの日に活動します。

■後翅
       
 ヒカゲチョウ クロヒカゲ

成虫
 C006 ♂ [拡大] 撮影F:2003/08/19 温泉津町福光  #C006−1 撮影F7:2005/08/22 温泉津町
 #C006−6 撮影S10:2009/05/18 相模原市相模原公園  #C006−3 撮影F7:2005/08/24 温泉津町
 ヒカゲチョウの前翅中央付け根寄りの褐色縦スジは、普通1本。写真はクロヒカゲの様に2本見える。  
 #C006−4 撮影F7:2006/06/11 温泉津町  #C006−5a 撮影F7:2006/06/11 温泉津町
 #C006−5b 撮影S10:2010/06/04 横浜市  #C006−7 撮影S10:2010/10/23 横浜市
 写真の後翅に浮びあがる眼状紋4個は、上から中・小・小・大です。下から2番目が小さいので、クロヒカゲではなく、ヒカゲチョウのようです。  


資料
 #C024 クロヒカゲ♂(ジャノメチョウ亜科)  #C024−1 クロヒカゲ♀(ジャノメチョウ亜科)


[注]撮影F7:FUJIFILM FinePix−S7000, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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