クマバチ(熊蜂) 福光村・昆虫記 Fukutomi design office 元に戻る 目次
#H014 Xylocopa appendiculata circumuolans Smith

膜翅目>コシブトハナバチ科(ミツバチ科)
時期: 4月〜10月
分布: 本州,四国,九州,対馬
生息域: 平地
大きさ: 体長20〜23mm
食草: 幼虫は花粉と蜜を混ぜ合わせて作った花粉ダンゴを食べる。
 よく見かける大きなハチで、風貌と違って大人しいです。全体に全てが丸い感じで、胸部には橙色の沢山の毛、腹部,頭部,肢は真っ黒です。胸部の毛は背面中央が薄く、猟師が着る毛皮の半纏(はんてん)の様に見ます。半纏を知らない人のためにいえば、毛皮のライフジャケットといった感じです。
■クマバチの巣:木の幹に深い縦穴を開け、一部屋づつ仕切りを作って花粉ダンゴを置き、それに卵を生み付けます。一本の縦穴ですから仕切りを付けると二度と奥に行くことはできません。あらかじめ食べ物だけ与えて、放任主義で子供を育てます。
 H014    H014
クマバチ セジロクマバチ

 #H014  撮影F:2004/05/12 温泉津 [拡大  #H014−1 撮影F:2004/05/12 温泉津町福光
 #H014−2 撮影C:2006/06/24 大田市三瓶町三瓶山  #H014−3 撮影F:2005/05/08 温泉津町井田
 #H014−11 撮影S10:2011/05/02 横浜市  #H014−4 撮影F7:2005/05/10 温泉津町
  上の写真のクマバチの複眼は、全体が緑色で褐色斑紋が見られます。
■2006.05.10別のクマバチ写真から分かったこと:光の当たり方によって全体が黒く見えたり、褐色斑が見えたりする様です。
 #H014−5  撮影F7:2007/10/17 温泉津町  #H014−6  撮影F7:2007/10/17 温泉津町
 #H014−7  撮影F7:2008/08/15 温泉津町  #H014−8  撮影F7:2008/08/15 温泉津町

[注]撮影:又は撮影F:FUJIFILM FinePix−F410, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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