サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰) 福光村・昆虫記 Fukutomi design office 元に戻る 目次
#C013 Neope goschkevitschii (Menetries)

タテハチョウ科>ジャノメチョウ亜科
時期: 4月〜9月
分布: 北海道,本州,四国,九州 (日本固有種)
生息域: 平地から低山地,市街地でも普通に見かける
大きさ: 開張62〜64mm、前翅長30〜37mm。
食草: 幼虫はクマザサ,メダケ,マダケなどのササを食べ、成虫は他のチョウの様に花の蜜を吸わず、樹木の樹液や昆虫の糞の水分を吸う。
 翅表は全体に黄褐色で、翅裏は灰黄褐色をしています。前翅,後翅の外縁には黄褐色に褐色斑の蛇の目模様が並んでいます。

■似た仲間>ヤマキマダラヒカゲ

成虫
 C013 撮影F:2003/09/09 温泉津町福光 [拡大  #C013−1 撮影C:2005/08/15 温泉津町
 #C013−2 撮影F:2004/08/24 温泉津町福光  #C013−3 撮影C:2005/05/08 温泉津町井田
 #C013−4 撮影F7:2007/08/15 温泉津町  #C013−5 撮影F7:2007/09/02 温泉津町
 #C013−6 撮影F7:2008/08/10 相模原公園  #C013−7 撮影F7:2008/08/10 相模原公園
 #C013−8 撮影F7:2008/08/19 相模原公園  #C013−9 撮影F7:2008/08/19 相模原公園
 #C013−10 撮影S10:2010/05/17 横浜市  #C013−11 撮影S10:2010/05/17 横浜市


関連資料
 #C180 ヤマキマダラヒカゲ 撮影C:2007/08/22 川本町  #C013−11c サトキマダラヒカゲ
 開張55〜65mm、前翅長30〜38mm。ササ類が生える林に生息しています。成虫は花の蜜を吸い、幼虫はササ類の葉を食べます。他のジャノメチョウと翅裏の模様が違い区別しやすいですが、サトキマダラヒカゲと似ていて2種の区別は難しいとされています。なかなか翅表を開いて止まってくれませんから、翅裏で判断しなければなりません。翅裏で判断する場合は、後翅裏付け根部分の3個の円紋の位置で判断するそうです。ヤマキマダラヒカゲは特に下1個が離れているそうです。
注:写真は図鑑に記述されています「翅裏は全体に眼状紋が発達して明瞭で濃い」と言う内容に合致していません。
ヤマキマダラヒカゲ サトキマダラヒカゲ
          

[注]撮影F:FUJIFILM FinePix−S7000, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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