シロオビアワフキ(白帯泡吹虫) 福光村・昆虫記 Fukutomi design office 元に戻る 目次
#S062 Aphrophora intermedia Uhler

半翅目>アワフキムシ科
時期: 4月頃孵化して泡の巣を作り、6月頃羽化して成虫になります。
分布: 北海道,本州,四国,九州,沖縄,対馬,朝鮮半島
生息域: 平地,市街地遊歩道
大きさ: 全長11〜12mm
食草: ヤナギ,マサキ,ヨモギ,ノブドウ,クワ,バラなどに寄生
 全体は闇褐色で、前翅前側の前縁から後縁へ斜め前に白い帯が見られ、これが名前になっています。白い帯の両側は色が濃く、黒くなります。後肢脛節(けいせつ)に2対の棘(とげ)をもちます。夜灯火に飛んできます。

■似た仲間>ヒメシロオビアワフキ:体長7.5〜8mm。

成虫
 #S062,−1  撮影F7:2005/09/30 温泉津町  #S062−2,−3  撮影S10:2010/06/11 相模原市
 #S062−4,−5 撮影F7:2007/10/17 座間市  #S062−6,−7 撮影F7:2007/10/17 座間市
 #S062−8 撮影UX7:2009/08/15 座間市  #S062−9 撮影UX7:2009/08/15 座間市


幼虫
 S070 撮影C:2004/05/12 温泉津町福光 林道  #S070−1 撮影D:2005/06/01 温泉津町
 以前撮影したアワフキの巣です。種類は分かりませんが、赤い色が見えますからシロオビアワフキかもしれません。アワフキの幼虫は腹部から糖タンパク質を含む粘液を出して、気門の穴から空気を送りこんでアワを作ります。身を隠すのが目的だそうです。 ■ホタルの幼虫がアワの巣を作ることはないそうです。この様なアワを見たらアワフキムシと思っていいみたいです。
 #S070−2 撮影F7:2007/05/05 温泉津町  #S070−3 撮影F7:2007/05/05 温泉津町

[注]撮影:又は撮影F:FUJIFILM FinePix−F410, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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