テングチョウ(鱗翅目:テングチョウ科) 福光村・昆虫記 Fukutomi design office 元に戻る 目次
時期:
 
6〜7月に発生し、夏に活動を止め、秋に再び活動して、成虫で越冬し、翌年春に産卵します。
分布: 北海道〜九州,四国,沖縄,台湾,朝鮮半島
生息域: 雑木林,市街地の公園
大きさ: 開張40〜50mm、前翅長20〜25mm。
食草:
 
幼虫はエノキ,エゾエノキの葉を食べます。
成虫は花の蜜や樹液,動物の排泄物の水分を吸います。
 小あごひげが前に突き出ているのが特徴で、ひげが閉じている時とか、横から見ると天狗の鼻のように見え、このことから名前が付けられています。前翅には、白い2対の斑と橙色の模様があり、翅先は角張っています。後翅にも1対の橙色の模様があります。翅の裏側は灰色がかった茶色で、枯葉そっくりの模様をしています。
■テングチョウの仲間は古い種類のチョウで、世界で10種類しか発見されていません。日本では写真の1種類しかいません。タテハチョウ科のテングチョウ亜科と分類されることもあります。

 #C019 撮影C:2004/04/09 温泉津町福光 山中  #C019−1 撮影C:2004/04/09 温泉津町福光 山中
 #C019−2 撮影C:2004/04/09 温泉津町福光 山中  #C019−3 撮影C:2005/05/07 温泉津町井田
 #C019−4 撮影C:2005/05/07 温泉津町井田  #C019−5 撮影C:2005/05/07 温泉津町井田
 #C019−6,8 撮影C:2005/05/07 温泉津町井田  #C019−7,9 撮影C:2005/05/07 温泉津町井田
 #C019−10 撮影C:2007/07/18 大田市三瓶町  #C019−11 撮影C:2007/07/18 大田市三瓶町
 季節型はないとされていますが、ずいぶん黒く感じます。  

[注]撮影:又は撮影F:FUJIFILM FinePix−F410, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

Copyright ©2004-2011 Fukutomi design office All rights reserved