ヤマトシジミ(鱗翅目/チョウ目>シジミチョウ科) 福光村・昆虫記 Fukutomi design office 元に戻る 目次
#C002 大和小灰蝶 (Pseudozizeeria maha /Kollar)
時期: 3月〜12月、場所によって1年を通して
分布: 本州(岩手県以南),四国,九州,沖縄,南西諸島
朝鮮半島,中東〜東アジア,フィリピン
生息域: 田畑周辺,人家周辺の草地 
大きさ: 開張20〜28mm、前翅長10〜15mm
食草: カタバミ科のカタバミ
 ♂は翅表が明るい青紺色で、縁が闇褐色し、翅裏が灰白で黒斑点の列が並びます。♀の翅表は闇黒く(低温期は青くなる)、翅裏は灰白で黒斑点の列が並びます。色は高温期に黒くなり、低温期に青紺色の鮮やかさが増します。本種は人家周辺で普通に見かける小型のチョウです。
C002C002 裏 C002C002 裏

成虫
 #C002 撮影F:2003/08/11 温泉津町福光  #C002−1 撮影C:2005/05/08 温泉津町井田
 #C002−2 撮影F7:2005/08/02  相模原公園  #C002−3 撮影S10:2010/06/29  相模原市
 #C002−4 撮影F7:2006/11/13 相模原公園 [拡大  #C002−5 撮影F7:2006/11/13 相模原公園
 #C002−8 撮影F7:2006/11/13 相模原公園  #C002−9 撮影F7:2007/07/03 温泉津町
 #C002−10 撮影EOS:2008/04/28 温泉津町  #C002−11 撮影F7:2008/08/18 温泉津町
 #C002−12 撮影F7:2008/08/18 温泉津町  #C002−13 撮影F7:2008/08/18 温泉津町
 #C002−16 撮影F7:2007/08/01 横浜市  #C002−17 撮影S10:2011/07/07 横浜市


 #C002−6 撮影F7:2007/07/03 温泉津町  #C002−7 撮影F7:2007/07/03 温泉津町
 カタバミの葉裏に見つけたヤマトシジミの卵です。大きさは、直径約1mmです。  卵から孵化(ふか)した幼虫は、一般に3回脱皮して4齢幼虫(終齢幼虫)となり、12mmぐらいの大きさに成長して蛹になります。

幼虫
 #C002−14 撮影C:2008/08/18 温泉津町  #C002−15 撮影C:2008/08/18 温泉津町

カタバミ
 #A036−1 撮影C:2007/04/28 温泉津町福光  #A036−2 撮影C:2007/06/12 温泉津町
■カタバミ科>カタバミ属:カタバミ
 茎は地を這い枝分かれし、立ち上がってハート形の3枚の小葉を付けます。花も地から立ち上がった茎に直径8mm,5弁の黄色い花を咲かせます。茎,葉にシュウ酸を含み酸味があります。
■名の由来:漢字で傍食(かたばみ)と書き、一方が欠けていることを表し、葉の形からこの名が付けられています。


撮影F:FUJIFILM FinePix−S7000, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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