イチモンジカメノコハムシ(一文字亀ノ子葉虫) 福光村・昆虫記 Fukutomi design office 元に戻る 目次
#K078 Thlaspida cribrosa Boheman

甲虫目>ハムシ科
時期: 6月に発生し、成虫で越冬
分布: 本州,四国,九州,南西諸島,朝鮮半島,中国,台湾,
インドシナ半島,ミャンマー,インド
生息域: 平地,山地
大きさ: 体長7.5〜9.0mm
食草: ムラサキシキブやヤブムラサキの葉を食べる。
 全体はあんこに求肥飴(ぎゅうひあめ)をのせた和菓子のイメージです。似た仲間はいますが、本種は上翅前縁の左右が黒く褐色していません。セモンジンガサハムシとは似た模様をしていますが、体長は大きく、背にX字の紋はありません。また本種は、触角の先5節が黒いです。

■上翅後の左右の黒褐色紋の無いものもいるそうです。
■幼虫は後の2本のヒゲに糞を付けて、それを背負っています。

成虫
 #K078,−1 撮影S10:2010/04/21 相模原公園  #K078−2,−3 撮影D:2005/04/27 温泉津町
 #K078−4 撮影S10:2009/07/04 横浜市  #K078−5 撮影S10:2009/07/04 横浜市
 #K078−6,−7 撮影S10:2010/04/21 相模原市  #K078−8,−9 撮影S10:2010/04/21 相模原市
 #K078−11 撮影S10:2010/05/01 相模原市  #K078−12 撮影S10:2010/05/01 相模原市

資料
 #K078−10 幼虫 撮影S10:2011/07/07 相模原市  似た仲間:セモンジンガサハムシ(ハムシ科)
 幼虫は糞を背負い、その糞は糸状に突出するそうです。<世界文化社昆虫図鑑Uより  体長5.5〜6.5mm。全体に円形で、周縁が透明、後ろに足が伸びたような黒い紋があるのが特徴です。また、触角の先5節が黒くなく、上翅中央前寄りにX字型の紋が見られます。

[注]撮影F7:FUJIFILM FinePix−S7000, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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