トラカミキリトラフカミキリ(虎天牛/虎斑天牛) 福光村・昆虫記 Fukutomi design office 元に戻る 目次
#K130 Xylotrechus chinensis Chevrolat
甲虫目>カミキリムシ科>トラカミキリ族
時期: 7月〜9月
分布: 北海道,本州,四国,九州,沖縄以北,対馬
朝鮮半島,中国とロシアの一部
生息域: 林近くの、クワが生えている所
大きさ: 体長15〜26mm
食樹: 成虫はクワやクリ,リンゴの木に集まり、葉や生木,枯れ木の樹皮を食べる。幼虫はクワの材を食べる。
 トラカミキリは、クワの害虫として知られ、トラフカミキリとも呼ばれています。体は黒色で、全体に黄褐色から赤褐色と、黒色の短毛で被われています。頭部と胸部前側が黄色く、上翅にハや八の字の黄色い紋があります。この黒と黄色の虎模様から名が付けられています。

 全体はハチによく似ていますが、上翅の模様には少し無理がある様です。しかし頭部側から見ると、黄色い複眼の感じ,胸部前側の黄色の斑,短めの触角など大型のスズメバチに見えます。上翅中央から斜めに延びる黄色い紋はもう少し似ていて良い気がしますが、前側を細く見せる模様でしょうか?、そう考えるとセグロアシナガバチに少し似て見えます。
ハチに擬態している昆虫ハチに擬態している昆虫

成虫
 #K130,−1 撮影F7:2005/07/22 温泉津町 [拡大  #K130−2,−2b 撮影F7:2005/07/22 温泉津町
 #K130−4,−5 撮影F7:2005/08/22 相模原市  #K130−3,−6 撮影F7:2005/08/22 相模原市
 #K130−7 撮影S10:2010/08/16 横浜市 [拡大  #K130−8 撮影S10:2010/08/16 横浜市


[注]撮影F7:FUJIFILM FinePix−S7000, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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