アカスジキンカメムシ(赤条金亀虫) 福光村・昆虫記 Fukutomi design office 元に戻る 目次
#S014 Poecilocoris lewisi (Distant)

半翅目(カメムシ目)>キンカメムシ科
時期: 5月〜8月
秋の終わりに終齢(5齢)幼虫となり、この姿で越冬
分布: 本州,四国,九州,台湾,中国
生息域: 平地,低山地
大きさ: 体長15〜20mm
食草: コナラ,フジ,ハゼノキ,アオキ,スギ,ヒノキで見かける。全国農村教育協会の「日本原色カメムシ図鑑」に、スギの毬果で生育判明と記されている。
 全体は光沢のある金緑色で、淡い紅色の帯紋が見られる美しいカメムシです。

■本当に亀の様で、1枚の甲羅の様に見えます。普通のカメムシの背では、三角形の小楯板(しょうじゅんばん)と左右の前翅がはっきり分りますが、拡大しても分かりません。全体が小楯板で前翅が下に隠れている様です?
キンカメムシの小楯板について調べて見ました:飛ぶ為の2対の翅は、小楯板で覆い隠されていて、見えない構造になっているそうです。よって外見は、頭部,胸部,小楯板です。

成虫
 #S014,−1 撮影F:2004/05/12 温泉津町福光 拡大  #S014−11,−12 撮影S10:2012/05/14 町田市
 #S014−6,−8 撮影S10:2010/06/03 横浜市  #S014−5,−5c 撮影S10:2010/06/03 横浜市


幼虫
 #S014−2 5齢幼虫 撮影F7:2005/10/11 温泉津町  #S014−2b 5齢幼虫 撮影F7:2005/10/11 温泉津町
 #S014−3 5齢幼虫 撮影S10:2009/10/12 温泉津町  #S014−7 3齢幼虫 撮影S10:2010/10/23 横浜市
 #S014−9  #S014−10
台湾や石垣島で見られる、ミカンキンカメムシにも少し似ています。  


[注]撮影:又は撮影F:FUJIFILM FinePix−F410, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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