福光村・昆虫記リスト種類別
カマキリ
ナナフシハサミムシゴキブリチャタテムシ
カマキリの卵鞘(らんしょう)卵鞘
カマキリ
(網翅目:もうしもく>ニ亜目>蟷螂目:かまきりもく/カマキリ目)
 M002−1 チョウセンカマキリ♂(カマキリ科) [拡大  #M002−2  カマキリ♂(カマキリ頭部拡大) [拡大] 
撮影F:2003/09/13 温泉津町福光  民家Kそばの畑 撮影F:2003/09/13 温泉津町福光  民家Kそばの畑
 体長♀85mm,♂60mm。ナス畑に現れたカマキリ。チョウセンカマキリは、前肢(鎌足)の間が赤ぽいのが特徴。オオカマキリは黄色に近いです。一般的には後翅の色と模様で判断します。チョウセンカマキリのことを単にカマキリと呼びます。  何か指し示している感じで、挑戦的な態度をしてます。ほとんどのカマキリは人間に対してチョウセン的な態度を示します。
 #M002−3 カマキリ(カマキリ科)  #M002−4 カマキリ(カマキリ科)
 撮影F:2003/09/16 温泉津町福光  (夜)  撮影F:2003/09/16 温泉津町福光  (夜)
 カマキリの目は、昼間は体の色に近いですが、夜は全体に黒くなります。昆虫ですから目は複眼です。昼間見える黒い点は人で言う黒目ではなく複眼の一部を黒くしています。この黒い部分を偽瞳孔(ぎどうこう)と言います。偽瞳孔は見たい方向によって、複眼全体に移動することができ、複眼の後や、裏下にあることがあります。夜は可視光線をより多く吸収する為に個々の複眼全体が黒くなります。 ■人がみて黒いということは、黒く見えているものから反射する波長の光(可視光線範囲の波長)が吸収されていて、反射される光が少ないことを意味しています。人が見るものが赤く見えるとは、そのものから赤い波長の光(電磁波)が特に反射されていると言うことです。可視光範囲の電磁波が全て反射されたものを見ると白く見え、反射されないものを見ると黒く見えます。よってカマキリの目は夜、可視光範囲の波長の光を全て吸収していて、暗闇でも獲物が見える構造になっています。 
 #M002−11 カマキリ(カマキリ科)  #M002−12 カマキリ(カマキリ科)
 撮影F7:2005/06/03 温泉津町  撮影F7:2005/10/14 温泉津町
 #M002−13 カマキリ(カマキリ科) 交尾  #M002−14 カマキリ(カマキリ科)
 撮影F7:2005/10/17 温泉津町  撮影C:2008/09/20 温泉津町福光
 M014 カマキリ中齢幼虫(カマキリ科)  #M014−1 カマキリ中齢幼虫(カマキリ科)
 撮影F7:2005/07/22 温泉津町  撮影C:2005/07/07 温泉津町福光 民家k庭
 チョウセンカマキリかオオカマキリか分かりませんが、中ぐらいの幼虫です。右は光沢がなく柔らかい感じに見えますが、上の写真には光沢があり、硬そうに見え、胸部背に褐色したスジが見られます。  
 M004  コカマキリ♀(カマキリ科) [拡大  #M004−0 コカマキリ♀(カマキリ科) [拡大
 撮影F:2003/10/08 温泉津町福光  民家Kそば
 おなかの大きい♀カマキリ発見、卵が入っていそうです。鎌足の内側の黒,白,紫の模様はコカマキリの特徴です。体の色は、土色,褐色した茶色,褐色した黒、さまざまです。体長は中型で♂45mm,♀55〜65mm。習性として、危険が近づくと死んだふりをします。    [拡大]写真は見てはいけません、怖いです。
 #M004−1 コカマキリ(カマキリ科)  M004−2 コカマキリ♀緑色型(カマキリ科) [拡大
 撮影C:2003/10/28 温泉津町福光  民家K山側  撮影C:2004/10/25 温泉津町福光 民家k裏庭
   鎌足(前肢)の内側に黒い斑紋がありますからコカマキリです。褐色型には黒,白,紫の斑紋がありますが、本種に紫の斑紋は確認できませんでした。褐色型でも紫の斑紋が薄いものや無いものがいます。コカマキリの緑色型は珍しく、私も初めて見ました。
 #M004−2 コカマキリ(カマキリ科)  #M004−3 コカマキリ(カマキリ科)
 撮影S10:2009/10/15 温泉津町  撮影S10:2009/10/15 温泉津町
 M005 オオカマキリ♂ [拡大  #M005−1,3 オオカマキリ♂ [拡大
 撮影F:2003/10/09 温泉津町福光  民家K庭  撮影F:2003/10/09 温泉津町福光  民家K庭
 体長♀90mm,♂70mm。前肢(鎌足)の間が黄色で、後翅の褐色した紫色と模様から、オオカマキリと同定(どうてい)できました。このオオカマキリは他のカマキリを捕らえて食べてしまうことがあるそうです。大きさも腕力もあるみたいです。 ■カマキリの♂、♀の区別は体の大きさから判断できますが、♀でも幼体は小さいですから決め手になりません。そこで体の大きさと触角の長さで判断します。触角の長いのが♂で、短いのが♀です。撮影したオオカマキリは触角が長いので♂です。お尻の先っぽの形とか、顔の三角度で判断できるといわれています。 
 #M005−4 オオカマキリ(カマキリ科)  #M005−5
 撮影C:2004/08/19 温泉津町福光  撮影C:2004/08/19 温泉津町福光
 #M005−7,−8 オオカマキリ(カマキリ科)  #M005−15,−16 オオカマキリ?(カマキリ科)
 撮影F7:2007/10/02 温泉津町  撮影S10:2009/10/15 温泉津町
 #M005−13 オオカマキリ(カマキリ科)  #M005−14 オオカマキリ(カマキリ科)
 撮影S10:2009/10/15 温泉津町  撮影S10:2009/10/15 温泉津町
 M003  オオカマキリ卵鞘 [拡大  M006 カマキリ1齢幼虫(カマキリ科)
 撮影C:2003/10/06  温泉津町福光  民家Kそばの畑  撮影C:2004/05/23  温泉津町福光  林道
 ススキの生えた草むらでオオカマキリの卵鞘(らんしょう)を見つけました。♂は交尾前や交尾後で♀に食べられてしまうことは知られていますが(全部の♂が食べられる訳ではありません、うまく逃げるのもいます)、♀は卵を生むと越冬することなく死んでしまいます。写真の上側が最初に作られる所で、分泌液に空気を含ませながら尻先で泡立て、随時中心に卵を産みます。当然下側が最後の蓋の部分で、オオカマキリはきっちり平面に仕上げます。この最後の仕上げが種類によって違う様です。卵は2〜3回生み、最初に生む卵鞘は2〜3時間でかかるそうです。完成直後は白く、日にちが経過する毎にアメ色に濃く変わります。  翅芽(しが)もありませんから1齢幼虫です。体色も黒くありませんし、腹部が横に張り出ていませんから、現在オオカマキリの1齢幼虫と判断しています。
■コカマキリ,ヒメカマキリ,ヒナカマキリの1齢幼虫は、アリに似せた形で全体に黒い色をしています。
■ウスバカマキリとハラビロカマキリの1齢幼虫は腹部の背に黒い模様があり、ウスバカマキリは肢や、鎌足に黒点が散らばっています。
■チョウセンカマキリとオオカマキリの1齢幼虫は似ています。
 #M005−6 オオカマキリ(カマキリ科) 産卵  #M005−7 オオカマキリ(カマキリ科) 産卵
 撮影C:2005/11/19  温泉津町福光  林道  撮影C:2005/11/19  温泉津町福光  林道
 #M006−1 カマキリ幼虫(カマキリ科)  M011 ハラビロカマキリ幼虫(カマキリ科)
 撮影C:2004/08/19 温泉津町福光 草むら  撮影C:2004/08/05 温泉津町福光 草むら
 ハラビロカマキリかヒメカマキリ♀の幼虫と思います。  体長50〜70mm。胸部と腹部の幅が広いことにより名付けられています。成虫の特徴として腹部が幅広いことと、前翅中央に1対の白い斑があることです。体色は緑色型と褐色型がいます。写真は威嚇(いかく)のポーズをとっているところです。ハラビロカマキリの特徴はこのポーズで、腹部の先を背中に付きそうになるほど曲げられることです。
 #M011−5 ハラビロカマキリ幼虫(カマキリ科) [拡大  #M011−9 ハラビロカマキリ(カマキリ科)
 撮影F7:2005/08/22  温泉津町  撮影F7:2007/10/17 温泉津町
 M011−7 ハラビロカマキリ♀(カマキリ科)  #M011−8 ハラビロカマキリ(カマキリ科)
 撮影F7:2005/11/02  温泉津町  撮影C:2005/09/27  温泉津町福光


カマキリの卵鞘(らんしょう)卵鞘(らんしょう)
 #M003 オオカマキリ卵鞘(カマキリ科) [拡大  M003−1 オオカマキリ卵鞘(カマキリ科) [拡大
 撮影C:2003/10/06  温泉津町福光  民家Kそばの畑  撮影D:2004/12/22 温泉津町
 オオカマキリの卵鞘(らんしょう)は、ススキなどの草の茎や、低木の細い枝(高さ50〜150cmの所)でよく見かけます。  オオカマキリの卵鞘の中には、5mm前後の縦長の卵が200〜300個入っています。
 M002−5 チョウセンカマキリ卵鞘(カマキリ科)  #M002−6 チョウセンカマキリ卵鞘(カマキリ科)
 撮影D:2004/12/22 温泉津町  撮影D:2005/01/05 温泉津町
 卵鞘(らんしょう)は、真ん中と左右に山があり、縦に長いです。見かける場所は開けた草地で、背の高い草の茎や、細い低木の幹(高さ150〜250cmの所)に付いています。  
 #M004−3 コカマキリ卵鞘(カマキリ科)  #M004−4 コカマキリ卵鞘(カマキリ科)
 撮影D:2005/01/25 温泉津町  撮影D:2005/01/25 温泉津町
 コカマキリの卵鞘には中央に凹凸があまりなく、見かける場所も樹上ではなく、地表近くの木の根や、倒木,石などに付いています。比較的新しいものは、チョウセンカマキリの様に、中央が白く左右に紫黒いスジ模様があるそうです。 注:ウスバカマキリの卵鞘の形はコカマキリに似て中央に凹凸があまりなく、河川敷の岩などに付くそうです。再度確認の必要があるかもしれません。現在ウスバカマキリの卵鞘の資料を探しています。
 M011−1 ハラビロカマキリ卵鞘(カマキリ科)  #M011−5 ハラビロカマキリ卵鞘2(カマキリ科)
 撮影C:2004/12/22 温泉津町福光  撮影F7:2006/01/19 江津市江津 椿の里
 全体が濃いウグイス色で、中央縦に白いです。見かける場所は樹木の太い幹や電柱で、高さ70〜150cmの所に付いています。  
 M012 ヒメカマキリの卵鞘(カマキリ科)  M015 ヒナカマキリの卵鞘(カマキリ科)
 撮影D:2005/02/19 温泉津町  撮影C:2007/01/20 江津市 椿の里
 大きさ11〜15mm。樹上から地表近くの物全てに付きます。  大きさは5mm前後と非常に小さい卵鞘(らんしょう)で、三角柱にアンテナを立てた形をしています。樹皮や枯れ葉の裏,地表近くの物に付きます。


ナナフシ
(竹節虫目:ななふしもく/ナナフシ目)
 M001 ナナフシモドキ♀(ナナフシムシ科)  #M001−0 ナナフシモドキ♀(ナナフシ頭部拡大)
2Page  後部拡大
 撮影F:2003/08/12  温泉津町福光  民家Kそば 
 柿の葉に止まるナナフシ,体長9cm手足を入れると約16cm、大きくて不気味です。しかしヨーロッパでは人気の昆虫だそうです。
体長♀74〜100mm,♂57〜62mm。
■似た仲間>エダナナフシ:♀同士は似ていますが、ナナフシモドキは触角が短く、エダナナフシは長いです。
■♂は、自然界ではほとんど見かけない種で、♀だけの単為生殖で増えます。
 M010 エダナナフシ♂(ナナフシムシ科)  #M010−1 エダナナフシ
 撮影C:2004/07/12 温泉津町福光  民家k庭
 体長♂65〜82mm、♀82〜110mm。体色は褐色,緑色,混じったタイプがいます。頭部側面は黄白条が、胸部から腹部側面に赤条が見られます。♂は腹部7〜8節が横に広がっています。♀の胸部や腹部は全体に膨らみがありナナフシモドキと似ています。しかし肢や特に触角が長いので区別できます。生活は樹上で、木の枝に擬態して身を守り、樹木(サクラ,アラカシなど)の葉を食べます。  ナナフシには翅が無くこの姿で、列記とした昆虫です。
昆虫の条件として翅の枚数,有無には関係しません。 


ハサミムシ
(ハサミムシ目)
 #M018 コブハサミムシ幼虫(クギヌキサミムシ科)  #M018−1 コブハサミムシ幼虫(クギヌキサミムシ科)
 撮影S10:2009/06/21 大田市三瓶町 三瓶山  撮影S10:2009/06/21 大田市三瓶町 三瓶山
○コブハサミムシ:日本では約20種のハサミムシがいるそうです。図鑑で20数種確認しましたが、どれも似ていないはずです。日本産幼虫図鑑にそっくりな写真がありました。幼虫とは想像できませんでした。弱齢のタイプの幼虫は灰褐色で、成熟したタイプは黒色とあります。

×クロハサミムシ(クロハサミムシ科/チビハサミムシ科):体長15〜25mm。全体に光沢のない黒色で扁平です。♂のハサミは長く、体長より長いものもいるそうです。図鑑で見る本種は、前翅がもっと長く見えます。コクロハサミムシという名のハサミムシがいるようですが、学研の生物図鑑昆虫Vに同じ種と考えられるの記述がありました。
 写真は全体に艶のない黒色で扁平、肢の脛節端とフ節,触角第2節が灰白、ハサミは端以外は赤褐色です。その他に、ハサミの間に見られる尾節が突出しているのが分かります。
2009.08.01名前コブハサミムシ幼虫に訂正(クギヌキハサミムシ科全ての幼虫を確認した訳ではありません。)
 M007 ヒゲジロハサミムシ♂(マルムネハサミムシ科)  #M007−2 ヒゲジロハサミムシ(ハサミ拡大)
 撮影C:2004/06/11 温泉津町福光  撮影C:2004/06/11 温泉津町福光
 体長20〜32mm。全体は黒い光沢があり、黒いシロアリの様に見えます。幼虫期は体も白く、シロアリに似ています。名前にあるように触角の先と、腿節中央より先が白いです。普通の平地の落ち葉の下や、くち木に住んでいます。腐敗した植物に集まる昆虫などを捕食します。大きなハサミはこの時使われ、サソリの様にエビ反った形で獲物をはさんで食べます。飛ぶ種類は少ないですが、前翅の下に折りたたまれた扇型の後翅があります。また確認できない無翅のものもいます。 ■似た仲間にコヒゲジロハサミムシ,コバネハサミムシ(キアシハサミムシ)がいますが、腿節全体が灰黄色をしています。
■ハサミについて:尾角が変化したもの。巣づくりや、昆虫を挟んで捕まえる道具として使われる。♂のハサミは輪の形ですが、メスは楕円または湾曲した形です。左右のハサミは対称でないタイプがいます。


ゴキブリ
(網翅目:もうしもく>ニ亜目>ゴキブリ目)
 M008 モリチャバネゴキブリ(チャバネゴキブリ科)  M009 オオゴキブリ(オオゴキブリ科) [拡大
 撮影C:2004/06/23  温泉津町福光  林道  撮影C:2004/07/12  温泉津町福光  民家k裏山
 ゴキブリも葉の上で見ると昆虫に見えます。体長11〜13mm。雑木林に住むゴキブリです。住宅内に住むチャバネゴキブリと似ていますが前胸部背の2本の黒いスジが太く後端で接近しているところで判断します。食性は雑食性で、花にも集まります。よく飛んで移動するそうです。
■ゴキブリの由来:ゴキカブリを昆虫関連の本に載せるとき、ゴキブリと印刷ミスした為だそうです。昭和以前は本の発行事態が少なく誤りを何十年も訂正しなかった為、誤りのゴキブリが主流になったそうです。
1.御器噛ぶり:食器を噛(かじ)ることから付いた説
2.御器被り:頭に食器の椀を被った様な姿をしていることから付いた説
1項正解○,2項誤り×
■ゴキブリ色は紫外線を透し難いとされていて、ビール瓶とか昔の醤油瓶はゴキブリ色をしています。これはゴキブリから考えられたと聞いたことがありますが、確認は取れていません。しかし紫外線を透し難いことは間違いないようです。
 日本にいる大型のゴキブリで、体長は39〜43mmあります。他のゴキブリと比べて大きくクワガタの様な感じの黒色で、特に肢のトゲが大きくて鋭いです。家ゴキブリとは違う雰囲気があります。腐った木の樹皮の下などに住み腐った木を食べます。消化器官に微生物を飼っていて、木質のセルロースを分解させているそうです。
■ゴキブリ:網翅目/ゴキブリ目>ゴキブリ科,チャバネゴキブリ科,オオゴキブリ科。日本で55種類確認されているそうです。
サナギの形態をへない不完全変態。卵鞘(らんしょう)と言うケースで卵を生み、卵鞘1ケースの中にチャバネゴキブリで30〜40個の卵があるそうです。
 M013 ゴキブリ卵鞘(ゴキブリ科)  M013−1 ゴキブリ卵鞘(ゴキブリ科)
 撮影D:2005/03/24  温泉津町福光  
 マツの樹皮の裏に生み付けられた卵鞘(らんしょう)だそうです。小豆そっくりの形をしています。チャバネゴキブリは卵を産むと、孵化するまで尻先に付けたまま生活しますから、他の種類と言うことになります。クロゴキブリは人家などの屋内に生息し活動しますから、一般的には野外で活動するヤマトゴキブリかオオゴキブリの卵鞘になります。写真の色と形は南西諸島に生息するワモンゴキブリにそっくりです。ワモンゴキブリは最近日本全土に進出していて、暖かい屋内で普通に活動しているそうです。 ■ゴキブリの卵鞘
ヤマトゴキブリ:卵鞘大きさ?mm,数?個
オオゴキブリ:卵鞘大きさ?mm,数?個
チャバネゴキブリ:卵鞘大きさ?mm,数30〜40個
クロゴキブリ:卵鞘大きさ10mm,数20〜25個
ワモンゴキブリ:卵鞘大きさ?mm,数7〜18個


チャタテムシ
(チャタテムシ目)
 M017 ホソチャタテ(チャタテムシ目ホソチャタテ科)  #M017−1 ホソチャタテ(チャタテムシ目ホソチャタテ科)
 撮影F7:2007/05/11 温泉津町  撮影F7:2007/05/11 温泉津町
 #X009 不明な幼虫(チャタテムシ科)  #X009−1 不明な幼虫(チャタテムシ科)
 撮影F7:2006/11/03 相模原公園  撮影F7:2006/11/03 相模原公園


カマキリの資料】
カマキリの卵
 カマキリの卵全体を卵鞘(らんしょう)と言います。固形化した泡状物質の中に、オオカマキリでは5mm前後の縦長の卵が、200〜300個入っています。外見は味噌汁に入れる焼フの様です。沢山の空気を含んでいて断熱効果があり、急激な外気温度の変化に影響されない構造になっています。またスポンジ構造なので、外力による衝撃にも強く、中の卵を守る作用があるそうです。
注記:カマキリの卵鞘のことを卵嚢(らんのう)とも言います。卵嚢は一般に両生類や巻貝,クモの卵の外側の嚢(ふくろ)のことを言うそうです。福光村昆虫記では硬いイメージの卵鞘の方を使います。同じ網翅目(もうしもく)にゴキブリがいますが、こちらはケース型で、鞘(さや)と呼ばれるのにぴったりの形をしています。

◆カマキリの卵を食べる虫
カマキリカツオブシムシ:カツオブシムシ科で4mm前後の黒い甲虫です。カツオブシムシの多くは、朽木(くちき)やキノコを食べますが、本種はカマキリの卵を食べます。外側の卵鞘は朽木に似ている印象がありますが、卵の方を好んで食べる様です。
 
◆カマキリのおなかから出てくる虫について
 ハリガネムシと言います。線形虫のハリガネムシ目に属し、名前からも分るように細長く、太さは1.5mm前後、長さは5〜10cmぐらいで、両端の端は細くなっています。種類によっては100cm以上に達するものがいます。色は真っ黒で、黒い皮を剥ぐと乳白色をしています。蕎麦(そば)の様な柔らかい寄生虫を創造している人がいると思いますが、実際は硬質ゴムの様に硬く、簡単に引っ張って切れる様な虫ではありません。登場のしかたもピィンピィン跳ねる様にクネクネしていますから、見た人は必ずこう言います。「きもち悪りぃー」。
 水中で卵から幼虫になり、カワゲラ,トビケラなどの水生昆虫の幼虫がそれを食べ、寄生されます。寄生された幼虫は羽化して成虫となり、カマキリの住む地上に飛んできます。その水生昆虫をカマキリが食べると、カマキリに寄生して体液を吸って成虫になります。成虫は成熟後カマキリの腹部に穴を開けて出ます。(腹部に穴が開いたカマキリは、直ぐには死なないそうです。)出た後は水辺に移動し産卵します。このパターンが繰り返されているのだそうです。人間には寄生しないとされていますが、何ヶ月か寄生した事例がある様なので、直接手で触ることはしない方が良いかもしれません。
カマキリ目>
 ・カマキリ(オオカマキリ,コカマキリ,ハラビロカマキリ,ハナカマキリ,
  チョウセンカマキリ,ウスバカマキリ,ヒナカマキリ,ヒメカマキリ)

 肉食性で昆虫などを捕らえて食べます。前肢は昆虫を捕らえる為に鎌のような形をしています。よって前肢のことを鎌足と言うこともあります。幼虫と成虫は羽の大きさが違う程度でよく似ています。不完全変態の形態をとります。

ナナフシ目>
 ・ナナフシ(ナナフシモドキ,エダナナフシ,トビナナフシ)

その他>
 ・コノハムシ
 ・ハサミムシ,ガロアムシ
 ・ゴキブリ(クロゴキブリ,オオゴキブリ,チャバネゴキブリ,
   ヤマトゴキブリ,サツマゴキブリ)

[注]撮影:又は撮影F:FUJIFILM FinePix−F410, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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