ガの幼虫(毛虫)福光村・昆虫記リスト分類別
ガ.2-2 C4-2
 幼虫(毛虫)
芋虫C4-1
幼虫(芋虫)
草木で覆われた幼虫C4-3
草木で覆われた幼虫
ガの卵・繭・蛹C4-4
ガの卵・繭・蛹

毛虫(長い毛が生えた幼虫)
 C057−1 カレハガ幼虫(カレハガ科)  #C057−2 カレハガ幼虫(カレハガ科)
 撮影C:2006/06/24 大田市三瓶町 三瓶山  撮影C:2006/06/24 大田市三瓶町 三瓶山
 食草:サクラ,ウメ
▼2013.07.15atozさんから、クヌギカレハではないかと指摘されました。カレハガとの違いは第8腹節背面の隆起の形で、カレハガでは1つの大きな丸い隆起になり、クヌギカレハでは2つに分かれているそうです。
 
 #C018−1 オビカレハ若齢幼虫(幼虫の巣)  C018 オビカレハ幼虫(カレハガ科)
 撮影C:2004/04/07 温泉津町福光  民家K庭木のバラ  撮影D:2005/05/07 温泉津町
 幼虫は集団で行動し、巣を糸で幕のように覆っていることから、天幕(てんまく)毛虫とも呼ばれています。またウメの木によく巣を作るためウメ毛虫とも呼ばれます。  バラについているオビカレハの幼虫です。バラの他にサクラ,ウメ,モモ,リンゴ,ヤナギ,などにつきます。
■成虫はカレハガ科の仲間の特徴である、毛深いずんぐりとした太い体をもち、茶色い枯葉色の翅をしています。翅に、♀は褐色した太い帯があります。♂の帯は全体の色と同じで、帯縁のみ褐色しています。
 #C018−8 オビカレハ終齢幼虫(カレハガ科)  #C018−9 オビカレハ終齢幼虫(カレハガ科)
 撮影D:2005/05/25 温泉津町  撮影X:2005/05/04 温泉津町井田
 C094 マツカレハ幼虫(カレハガ科)  #C094−1 マツカレハ幼虫(カレハガ科)
 撮影D:2005/05/18 温泉津町  撮影D:2005/06/10 温泉津町
 C047−1 タケカレハ(カレハガ科)  #C047 タケカレハの繭(カレハガ科)
 撮影S10:2010/06/10 相模原市  撮影C:2004/05/21 温泉津町福光
 C045 クワゴマダラヒトリ幼虫1(ヒトリガ科)  #C045−1 クワゴマダラヒトリ幼虫2(ヒトリガ科)
 撮影C:2004/05/25  温泉津町福光  山道  撮影C:2005/04/04  浜田市国分町 石見海浜公園
 アザミの葉を食べるヒトリガの幼虫です。写真の印象は、青みを帯びた黒色に背に黄白い破線の筋が特徴の様です。毛の生えた付け根部分の節は茶色の帯の様に見えます。毛のほとんどは長い黒と灰白色で、より長い飛び出た白い毛が数本見られます。 ■幼虫:終齢幼虫50mm前後。クワ,ブドウ,カキ,ウメ,サクラ,カシワ,ヤナギ,カンキツ類などの葉を主に食べる。食草は他種。地上付近の木や葉に糸で幕を作り、若齢幼虫で越冬する。
■成虫:開張37〜64mm。
 C046 スジモンヒトリ幼虫?(ヒトリガ科)  C048 ヒメクロイラガ若齢幼虫(イラガ科)
 撮影C:2003/10/22  温泉津町福光  石切り場近く  撮影F:2003/09/16 温泉津町福光 民家k庭の柿木
 アザミの葉を食べるヒトリガの幼虫です。毛深い幼虫は、ヒトリガ,ドクガ,カレハガ科の仲間に多くいます。 ★何だこれシリーズ#2
 撮影当初何という種類の虫か分かりませんでしたが、最近イラガの若齢幼虫であることが分かりました。分からなかったのは若齢幼虫と成長した幼虫とでは色も形も違うからです。幼虫は成長して行く過程で黒い点が密になり、全体が黒くなります。イラガの幼虫は毒刺毛を持つものが多くいますので、注意が必要です。幼虫はモミジ,サクラ,カキの葉を食べます。上の写真はカキの葉を食べているところです。
<似ている若齢幼虫>ヒロヘリアオイラガ,イラガ,アオイラガ
 #C048−1 ヒメクロイラガ幼虫(イラガ科)  #C048−2 ヒメクロイラガ若齢幼虫(イラガ科)
 撮影F7:2006/08/11 温泉津町  撮影F7:2007/07/03 温泉津町 民家k庭の柿木
 C089 ヒメシロモンドクガ幼虫(ドクガ科)  #C089−1 ヒメシロモンドクガ幼虫(ドクガ科)
 撮影C:2005/06/15 大田市馬路 馬路の高山  撮影C:2005/06/15 大田市馬路 馬路の高山
 C090 ホタルガ幼虫(マダラガ科)  C091 マイマイガ幼虫(ドクガ科)
 撮影D:2005/06/10 温泉津町  撮影D:2005/06/10 温泉津町
 口から糸を出して木にぶらさがることから、ブランコケムシと呼ばれていて、ブランコヤドリバエの幼虫が本種幼虫に寄生します。
 C092 キドクガ幼虫(ドクガ科)  #C129
 撮影D:2005/05/25 温泉津町
 食草:ヤシャブシ,ヤマナラシ,ツツジ
■似た仲間>モンシロドクガ幼虫 食草:バラ科(サクラ,ウメ,モモ)
 C187,−1 フクラスズメ(ヤガ科)  #C187−2,−3 フクラスズメ(ヤガ科)
 撮影EOS:2007/10/10 温泉津町湯里 西田  撮影F7:2007/10/14 温泉津町
 食草:カラムシ,イラクサ,ヤブマオ  
 C093 ヒメヤママユ幼虫(ヤママユガ科)  #C130 ナシケンモン幼虫(ヤガ科)
 撮影D:2005/05/25 温泉津町  撮影D:2005/05/25 温泉津町
 食草:バラ科(サクラ,ウメ,モモ),ブナ科,カエデ科
 C122 モンクロシャチホコ(シャチホコガ科)  #C122−1 モンクロシャチホコ(シャチホコガ科)
 撮影C:2005/08/18 温泉津町福光  撮影C:2005/08/18 温泉津町福光
 幼虫は全体が黒く見えますから終齢幼虫のようです。若い幼虫は赤紫色をしています。シャチホコガの特徴が見られ、頭とお尻を持ち上げ逆台形の形を作ります。形から別名舟形虫(フナガタムシ)といわれています。サクラ,アンズ,ウメ,ナシ,ズミなどのバラ科植物を食べます。 ■この後幼虫は土に潜って蛹になり越冬します。翌年の夏に羽化し産卵します。
 #C136 クロキシタアツバ幼虫(ヤガ科)  #C179 (科)
 撮影C:2005/08/18 温泉津町福光  撮影F7:2007/07/03 温泉津町
 食草:カラムシ,ヤブマオ
○2007.05.05名前訂正
▼2013.07.15atozさんから、フタトガリコヤガ(最近フタトガリアオイガに改称されたよう)の若い幼虫ではないかとの意見を頂きました。

[注]撮影F:FUJIFILM FinePix−S7000, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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