ガの幼虫(芋虫)福光村・昆虫記リスト分類別
ガ.2-1 C4-1
 幼虫(芋虫)
毛虫C4-2
ガの幼虫(毛虫)
草木で覆われた幼虫C4-3
草木で覆われた幼虫
ガの卵,繭,蛹C4-4
ガの卵・繭・蛹
 
芋虫(毛が生えていない幼虫,短い毛が生えた幼虫)
 C014−1 メンガタスズメガ幼虫(スズメガ科)  C014−2 メンガタスズメガ幼虫
 撮影F:2003/09/14 温泉津町福光 民家Kそばのなす畑  撮影F:2003/09/?  温泉津町福光 民家Kそばのなす畑
 ナスの葉についているスズメガの幼虫。  下の方が頭です。最初の撮影から比べるとだいぶ大きくなりました。側面に黒い気門の斑点が表れています。尾角も黄色くなり上にそってきました。
▼2013.07.15atozさんから、クロメンガタスズメではないかと指摘を受けました。尾角がくるっと巻いていればクロメンガタスズメで、メンガタは巻きが弱く、わずかに上に曲がる程度だそうです。
 #C014−3 メンガタスズメガ幼虫  
 撮影F:2003/09/?  温泉津町福光  民家Kそばのなす畑  
 特に体の色と頭部の形が変化しています。体色は緑色から灰色に変化し、黒とか白の線が見えます。頭部はでこぼこのコンペイ糖状態です。成虫の胸部の上には、人の顔の様な模様が在れます。映画「羊たちの沈黙」で有名になったガの仲間です。  
 C099 モモスズメガ(スズメガ科)  #C099−1 モモスズメガ(スズメガ科)
 撮影F7:2005/07/29  温泉津町  撮影F7:2005/07/29  温泉津町
 付いている葉はマメ科植物のクズです。モモスズメガの食草はウメ,モモ,サクラなどのバラ科の木の葉で、そばにサクラの木があったそうですから納得です。似た幼虫にトビイロスズメの幼虫がいます。トビイロスズメはダイズ,ハギなどマメ科植物が食草です。トビイロスズメの尾角は少し短く、少し下を向いています。
 C054−1 ホシホウジャク幼虫(スズメガ科)  #C054−2
 撮影F7:2005/08/22 温泉津町  撮影F7:2005/08/22 温泉津町
 幼虫はヘクソカズラの葉を食べます。  
 #C128 ホシホウジャク幼虫(スズメガ科)  #C128−1 ホシホウジャク幼虫(スズメガ科)
 撮影F7:2005/10/25 温泉津町  撮影F7:2005/10/25 温泉津町
 C126 エビガラスズメ幼虫(スズメガ科)  #C126−1 エビガラスズメ幼虫(スズメガ科)
 撮影F7:2005/10/25  温泉津町  撮影F7:2005/10/25  温泉津町
 C127 ヨトウガ幼虫  #C115 ホシヒメホウジャク幼虫(スズメガ科)
 撮影F7:2005/10/25  温泉津町  撮影F7:2005/09/30 温泉津町
▼2013.07.15atozさんから、気門線が白線の下に黄色橙色が鮮やかに入っているので、シロシタヨトウではないかと指摘を受けました。  終齢幼虫の大きさ45〜50mm。頭部小さく2.5mm前後です。全体に細かい毛が生えています。
 C112 キイロスズメ幼虫(スズメガ科)  C103 セスジスズメ幼虫(スズメガ科)
 撮影C:2005/08/30 温泉津町  撮影F7:2005/08/22  温泉津町
 写真は帯白緑色型で、2条の白い帯が見られます。また第1腹節に大きな円紋、第2腹節に小さい円紋があります。幼虫はヤマイモ,ナガイモ,ツクネイモなどのヤマイモ科やサトイモ科の葉を食べます。終齢幼虫の大きさ80〜100mm。尾角10mm、下向きに湾曲しています。  若い幼虫は青黒ですが、成長した幼虫は黒い茶色で、黄色い眼状紋が2対,橙の斑が5対見られ、尾角の先は白くなります。幼虫はヤブガラシ,ノブドウ,サトイモの葉を食べます。
 #C103−1 セスジスズメ幼虫(スズメガ科)  #C103−2 セスジスズメ幼虫(スズメガ科)
 撮影F7:2005/10/02  温泉津町  撮影F7:2005/10/02  温泉津町
 大きさが小さく、青黒いですから若い幼虫の様です。  
 113 オオスカシバ幼虫(スズメガ科)  #113−1 オオスカシバ幼虫(スズメガ科)
 撮影F7:2005/09/30 温泉津町  撮影F7:2005/09/30 温泉津町
 他の幼虫と違って光沢があります。幼虫はクチナシの葉を食べます。 ■スズメガ科の脚(あし)は全部で8対
 胸脚:爪のある硬い脚,腹脚,尾脚:袋状の柔らかい脚
部分 脚名 環節番号
1〜13
脚数
頭部
胸部 胸脚 第1〜3 前胸節
中胸節
後胸節
3対
腹部 第4,5 腹環節
第1,2
腹脚 第6〜9 腹環節
第3〜6
4対
第10〜
  12
腹環節
第7〜9
尾脚 最後の
13環節
腹環節
第10
1対
 C032 ウメエダシャク幼虫(シャクガ科)  C088 の幼虫(シャクガ科) 
 撮影F:2004/05/20 温泉津町福光  林道  撮影C:2005/05/26 大田市 大江高山
 全体が黒で、白い縦縞と節にある黄色い帯が特徴です。終齢幼虫になると黄色い部分が橙色に変わります。幼虫は、ウメ,モモ,ニシキギ,の葉を食べます。成虫の翅には黒地に白い斑紋があり、開張35〜45mmの大きさです。腹部は黄色に黒い帯があります。 ▼2013.07.15atozさんから、ヒョウモンエダシャクではないかと意見を頂きました。
 C033 ヒロオビトンボエダシャク幼虫(シャクガ科)  #C033−1 ヒロオビトンボエダシャク幼虫(シャクガ科)
 撮影F:2004/05/21 温泉津町福光  林道  撮影X:2005/05/04 温泉津町井田
 白っぽい黄色地に黒い縦縞あり、節には黄色い帯があります。幼虫はニシキギ科のツルウメモドキの葉を食べます。成虫の翅は黒地に白い斑紋があり、開張48〜58mmの大きさです。腹部は黄色地に黒い帯があります。似た仲間にトンボエダシャクがいます。  
 #C033−2 ヒロオビトンボエダシャク幼虫(シャクガ科)  #C137 シャクガの幼虫(シャクガ科)
 撮影X:2005/05/04 温泉津町井田  撮影F7:2005/08/05  温泉津町
 #C133 シャクガの幼虫(シャクガ科)  #C134 シャクガの幼虫(シャクガ科)
 撮影F7:2005/10/25  温泉津町  撮影C:2005/06/15 大田市仁摩町馬路 高山
 C065 シャクガ幼虫(シャクガ科)  C171 オオトビスジエダシャクの幼虫(シャクガ科)
 撮影D:2004/12/22 温泉津町   撮影C:2007/06/01 温泉津町西田
 大きさは12mm前後の小さいシャクトリムシです。サクラの樹皮と同化してほとんど分かりません。  食草:イタドリ,タデ
 C165 エダシャク幼虫(シャクガ科)  #C165−1 エダシャク幼虫(シャクガ科)
 撮影F7:2007/05/22 温泉津町  撮影F7:2007/05/22 温泉津町
▼2013.07.15atozさんから、ヒメバチなどが寄生して体内で蛹化しているのではないかと、ご意見を頂きました。  
 C083 クワゴの若齢幼虫(カイコガ科)  #C083−2 クワゴ幼虫(カイコガ科)
 撮影D:2005/05/20  温泉津町  撮影F7:2005/07/27  温泉津町
 クロアゲハの幼虫と思っていましたが、クワゴの若齢幼虫と分かりました。小さな蛇の様にも見えますが、鳥の糞に擬態して身を守っているのだそうです。  
 #C083−3 クワゴ幼虫(カイコガ科)  #C083−4 クワゴ幼虫(カイコガ科)
 撮影X:2006/05/14 温泉津町今浦  撮影X:2006/05/14 温泉津町今浦
 C108 シロシタバ(ヤガ科)  C108−1 ワモンキタバ(ヤガ科)
 撮影F7:2005/09/02 温泉津町   --
 体長80mm前後。体全体は灰色で、不明瞭な濃い灰色の縦筋が見られます。頭部に闇色の網目斑と、正面に馬蹄形の黒斑があります。大きめの脚が前後に分かれ、シャクトリムシの動きをして移動します。サクラ類の葉を食べます。
▼2013.07.15atozさんから、カキバトモエではないかと指摘を受けました。「西尾氏の論文(1997, 誘蛾燈 150:101-128)によるとCatocala属の幼虫は頭部の斑紋でかなり識別できるそうですが、貴サイトの幼虫のように頭の中央部を薄色の帯が貫くものはCatocalaにはおらず、むしろカキバトモエの幼虫の頭と特徴が一致するように思われます。撮影時期も9月で、この時期にシロシタバが幼虫でいることは考えにくいと思います。またお写真の木の樹皮も、サクラ類ではなく、ネムノキっぽく見えます。」
 体長55mm前後。シロシタバの背に小さな突起と大きな突起を付けた形で、第8腹環節の突起は特に大きいです。この突起はウメやサクラの木に見られる、棘枝に似せているのだそうです。別名ウメノトゲムシというそえうです。食草はウメやサクラ類です。
 C111 ハジマヨトウ(ヤガ科>カラスヨトウ亜科)  C114 シラホシコヤガ(ヤガ科>コヤガ亜科)
 撮影C:2005/06/25 温泉津町福光   撮影D:2005/03/19
 体長35mm前後。全体は薄い茶色で薄い灰色の縦筋があり、各節に少しくびれが見られます。幼虫はタケノコの上部から進入し、内部を食害します。食草は主にハチク,マダケ,メダケなどのタケ類です。幼虫はタケから出て土の中で蛹になり、成虫は6〜8月にけて活動します。  体長15mm。体は軟弱で半透明な色をしています。外見は粉状の地衣片を綴(つづ)り合わせ厚く体を覆っています。第2,3,4と9腹節に突起が見られます。4月〜5月に見られ、スギ,ヒノキ,クヌギ,ケヤキの幹に生える地衣類にいます。
 C217 マダラツマキリヨトウ(ヤガ科)  #C217−1 マダラツマキリヨトウ(ヤガ科)
 撮影S10:2010/10/23 横浜市緑区  撮影S10:2010/10/23 横浜市緑区
 体長約20mm。全体に深い緑色をし、毛は無いように見えます。特徴として前胸の黒褐色帯は黒い気門線とつながっています。また気門線は波状で、上縁は白色をしています。 ■食草:アジアンタム・ミクロンピアなどのシダ類 (日本幼虫図鑑<北隆館>)
 #C135 アオスジアオリンガの幼虫(ヤガ科)  #C135−1 ガの幼虫(ヤガ科)
 食草:ブナ,クヌギ  
 C222 アカバキリガ虫幼(ヤガ科)  #C222−1 アカバキリガ虫幼(ヤガ科)
 食草:サクラ,コナラ  
 C050−4 アケビコノハ幼虫(ヤガ科)  #C050−5 アケビコノハ幼虫(ヤガ科)
 撮影F7:2007/10/07 温泉津町  撮影F7:2007/10/07 温泉津町
 C185,−1 シャチホコガ幼虫(シャチホコガ科)  #C185−2,−3 シャチホコガ幼虫(シャチホコガ科)
 撮影F7:2007/10/07 温泉津町  撮影C:2007/06/12 大田市三瓶町 三瓶山
▼2013.07.15atozさんから、第一腹脚に黒い紋が見られることと、ハギについていることから、ヒメシャチホコではないかと指摘を受けました。 ■松江城の鯱(しゃちほこ)鯱
 C188 不明(科)  #C188−1 不明(科)
 撮影F7:2007/10/14 相模原公園  撮影F7:2007/10/14 相模原公園
▼2013.07.15atozさんから、ヒメバチなどが寄生して体内で蛹化しているのではないかと、ご意見を頂きました。

撮影F:FUJIFILM FinePix−S7000, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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