その他テントウムシ福光村・昆虫記リスト
甲虫5(鞘翅目/コウチュウ目)
ナナホシテントウ,ナミテントウK5−1
ナナホシ,ナミテントウ
その他大型・中型テントウムシK5-2
大・中型テントウムシ
テントウムシの卵,幼虫,蛹K5-4
卵・幼虫・蛹
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 K5−3:小型テントウムシ, テントウムシダマシ
 
4mm以下の小型テントウムシ
 #K173,−1 クロテントウ(テントウムシ科)  K173−2,−3 不明(テントウムシ科)
 撮影F7:2007/05/11 温泉津町  撮影F7:2007/05/22 温泉津町
 K183,−1 コクロヒメテントウ(テントウムシ科)  #K183−3,−4 コクロヒメテントウ(テントウムシ科)
 撮影F7:2007/05/22  温泉津町  撮影F7:2007/07/02 温泉津町
●コクロヒメテントウ:体長1.9〜2.8mm。全体は黒く、短毛で覆われています。上翅端は淡い黄褐色で、幅は広くありません。ないものもいるそうです。(同定にあまり自信がありません。)  
 #K183−2 コクロヒメテントウ幼虫(テントウムシ科)  K187 ツマアカヒメテントウ?(テントウムシ科)
 撮影F7:2006/09/03 温泉津町  撮影F7:2007/05/22  温泉津町
 成長前のセスジコナカイガラムシに似ています。 ●ツマアカヒメテントウ:体長1.8〜2.2mm
 K204 クビアカヒメテントウ?(テントウムシ科)  #K204−1 クビアカヒメテントウ?(テントウムシ科)
 撮影F7:2007/09/16 相模原公園  撮影F7:2007/09/16 相模原公園
●クビアカヒメテントウ:体長2.3〜2.7mm。 ×ツマアカヒメテントウ:体長1.8〜2.2mm
×バイゼヒメテントウ:1.8〜2.1mm、上翅端の黄褐色翅の1/4
×オオタツマアカヒメテントウ:1.5〜1.8mm、四国,九州,対馬
 K219 ウスキホシテントウ(テントウムシ科)  K145 ヒメアカホシテントウ(テントウムシ科)
 撮影F7:2008/06/14 温泉津町  撮影F7:2007/05/11 温泉津町
 体長3.3〜4mm。光沢のある黒色に上翅片側6個の黄紋が見られます。似た仲間がいますが、上翅外縁の黄紋の数や形で区別できます。  体長3.3〜4.9mm。黒い光沢に赤や黄褐色の斑紋が1対ある小さなテントウムシです。写真からは確認できませんが、触角や肢のフ節は黄褐色から赤褐色をしています。クワやナシに寄生するクワシロカイガラムシやルビロウムシを食べます。
■図鑑によって違う呼び方:ヒメアカシテントウ/ヒメアカシテントウ
 K171 ヨツボシテントウ(テントウムシ科)  #K171−1 ヨツボシテントウ(テントウムシ科)
 撮影F7:2007/05/11   撮影F7:2007/05/11 
 体長2.9〜3.7mm。全体に細かい毛が生えていて、くすんだ朱色に上翅片側に2個の黒い斑紋があります。両翅4個でこの名が付けられています。上翅の縁は青黒く、くすんでいます。上翅のの模様はベダリアテントウに似ていますが、本種は胸部背全体が黒いので区別できます。アブラムシを捕食します。  
 K305 モンクチビルテントウ(テントウムシ科)  #K305−1 モンクチビルテントウ(テントウムシ科)
 撮影GT6:2020/05/03 町田市  撮影GT6:2020/05/03 町田市
 体長2.3〜3.0mm。本種は、ヨツボシテントウに似ていますが、外来種で、上翅の2対と会合部の黒紋が大きい様です。 2022/01/08訂正: 以前、ヨツボシテントウとして掲載していましたが、愛知森川さんの指摘で、モンクチビルテントウ名に訂正しました。
 K265,K265−1 ベダリアテントウ(テントウムシ科) 上:#k265−2 ベダリアテントウ  下:イセリアカイガラムシ
 撮影S10:2010/03/14 相模原公園  撮影S10:2010/03/14 相模原公園
 体長3.5〜4.0mm。上翅は赤地で、5つの紋と、会合部が黒いです。ナナホシテントウのような派手な警戒色ではなく、全体が黄白の短毛で覆われ、くすんだ色をしています。オーストラリアから侵入してきたイセリアカイガラムシが、日本のカンキツ類を吸汁する被害が発生したため、オーストラリア原産の天敵、ベダリアテントウを導入して駆除することになったそうです。現在両種共に本州,四国,九州,南西諸島に定着し、帰化種として知られています。 イセリアカイガラムシ: ワタフキカイガラムシともいいます。体長♀4〜6mm、♂3mm前後。ミカンなどのカンキツ類やナンテンに発生します。体は楕円の小判型で、暗い橙黄褐色をしています。背は著しく隆起していて、波打った白いロウ物質がくっ付いています。またロウ物質の溝に沿うように長くて白い透明感のある毛が生えています。幼虫期は葉に定着して汁を吸い、成虫期に移動して幹や枝に定着して汁を吸います。


テントウムシダマシ
 K214 クロモンケブカテントウダマシ(テントウムシダマシ科) #K214−1 クロモンケブカテントウダマシ(テントウムシダマシ科)
 撮影F7:2008/05/01 益田市匹見町  撮影F7:2008/05/01 益田市匹見町
 体長2.5〜3.2mm。頭部と胸部背が黒色で、上翅は闇黄褐色から赤褐色に中央後よりに黒い紋があります。またこの黒紋のないものもいるそうです。枯れ木や薪(まき)に集まります。  
 K284 ヨツボシテントウダマシ♀(テントウムシダマシ科)  #K284−1 ヨツボシテントウダマシ♀(テントウムシダマシ科)
 撮影S10:2010/06/04 横浜市  撮影S10:2010/06/04 横浜市
 体長4.5〜5.0mm。頭部,触角,肢が黒色で、胸部と上翅は橙黄色から赤褐色をしていて、上翅の両横と会合部から基縁に黒い紋があります。写真は、前胸部背の中央に溝が見られますので♀です。 ■食べているのは、ススキに付いている橙色の菌です。菌類の名前までは分かりませんが、世界文化社の昆虫図鑑Tには、キノコや腐植質に集まると記されていました。


[注]撮影F:FUJIFILM FinePix−S7000, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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