その他のチョウ福光村・昆虫記リスト種類別
チョウ3(鱗翅目:りんしもく/チョウ目) C1-3 その他のチョウ
アゲハチョウC1-1
チョウ1
タテハチョウC1-2
チョウ2
チョウの卵,幼虫,蛹(さなぎ)C2
チョウ幼虫
C1-3: シジミチョウ科 セセリチョウ科 シロチョウ科 テングチョウ科

シジミチョウ科
 C002 ヤマトシジミ♂(ヒメシジミ亜科)ヤマトシジミ  #C002−12 ヤマトシジミ(ヒメシジミ亜科)
 撮影F:2003/08/11 温泉津町福光  民家Kそば  撮影C:2008/08/18 温泉津町井田
 ハギにとまっているのでルリシジミと思いましたが、翅裏の黒い斑の位置が異なる様なので、ヤマトシジミに訂正します。(2005.04.29)  開張20〜28mm、前翅長12〜15mm。
幼虫はカタバミの葉を食べます。
 #C002−2 ヤマトシジミ(ヒメシジミ亜科)  #C002−3 ヤマトシジミ(ヒメシジミ亜科)
 撮影F7:2005/08/02  相模原公園  撮影S10:2010/06/29  相模原市
 #C002−4 ヤマトシジミ(ヒメシジミ亜科) [拡大  #C002−5 ヤマトシジミ(ヒメシジミ亜科)
 撮影F7:2006/11/13 相模原公園  撮影F7:2006/11/13 相模原公園(左のチョウを横から)
 #C008−1 ルリシジミ(ヒメシジミ亜科)  #C008−1 ルリシジミ(ヒメシジミ亜科)
 撮影F7:2007/08/05 温泉津町福光   撮影F7:2007/08/05 温泉津町福光 
 C008 ルリシジミ♂(ヒメシジミ亜科) [拡大  C086 ツバメシジミ♂(ヒメシジミ亜科)
 撮影F:2003/08/20 温泉津町福光  民家Kそば  撮影C:2005/06/15 浜田市国分町 石見海浜公園
  開張22〜23mm、前翅長13〜17mm。成虫は色々な草木で吸蜜し、幼虫はフジやハギなどのつぼみや花をよく食べます。  開張20〜30mm、前翅長9〜17mm。翅表が薄い青紫色で、縁が闇褐色をして、後翅先に糸のほつれの様な尾状突起(びじょうとっき)がありますからツバメシジミの♂です。♀の翅表の色は黒褐色をしています。翅裏は♂♀共似ていて灰白地に散らばった黒点と、後翅先に橙色の模様があります。成虫は日の当たる開けた場所で、シロツメクサなどによく見かけます。幼虫はミヤコグサやクズの葉を食べます。
 #C086−1,−2 ツバメシジミ(ヒメシジミ亜科)  #C086−3,−4 ツバメシジミ(ヒメシジミ亜科) 上:♀
 撮影F7:2007/07/03  温泉津町福光  撮影S10:2009/08/15 温泉津町
 C007 ウラギンシジミ♂(ウラギンシジミ亜科) [拡大  C007−4 ウラギンシジミ♀(ウラギンシジミ亜科)
 撮影F:2003/08/20 温泉津町福光  民家Kそばの畑  撮影S10:2010/10/23 横浜市
 開張37〜40mm、前翅長21〜25mm。♂の紋様は赤または橙色。幼虫はクズ,フジなどのマメ科の植物を食べます。成虫は腐った果実、動物の糞に集まります。  翅の全体は濃い茶褐色で、紋様は♂が橙で、♀は灰白です。翅の裏は名前の通り白く光った銀色です。写真の前翅の先は尖った様に見え、秋型の特徴を持っています。夏型はもっと丸いです。
 #C007−2 ウラギンシジミ♀(ウラギンシジミ亜科)  #C007−3 ウラギンシジミ(ウラギンシジミ亜科)
 撮影C:2005/06/15 浜田市国分町 石見海浜公園  撮影EOS:2007/10/10 温泉津町湯里 西田
 C159 不明  C117 ムラサキシジミ♀(ミドリシジミ亜科)
 撮影C:2006/06/28 温泉津町井田  撮影F7:2005/10/01  温泉津町
   開張32〜37mm、前翅長17〜21mm。翅表の地色は黒色で、両翅に紫から濃い青色の斑があります。♂は斑が広く濃い紫をしています。翅裏は濃く褐色しています。図鑑には記載されていませんが他のシジミチョウに比べ前翅先が尖っている気がします。また後翅の内側も90度に尖っている気がします。成虫で越冬し、越冬前と交尾前に花に集まり吸蜜します。幼虫はアラカシやブナ,コナラの葉を食べます。
<似た仲間>黒地に青色の斑があり、尾状突起がなく前翅先が尖る。
●ルーミスシジミ:翅表の斑の色は少し薄い青色で、翅裏が灰色。
 C020 ベニシジミ♂(ベニシジミ亜科) [拡大] ベニシジミ  #C020−1 ベニシジミ♂(ベニシジミ亜科)
 撮影C:2004/04/19  温泉津町福光  民家K裏山  撮影C:2004/04/19  温泉津町福光  民家K裏山
 開張27〜35mm、前翅長15〜18mm。クサイチゴの花に止まるベニシジミです。春型,秋型のベニシジミの翅は縁付きの紅色模様で、ゴマをふったような多数の黒い斑点がはっきり見られます。前翅の裏は黄色っぽい橙色で、後翅の裏は広くが灰色です。前翅と後翅の模様の色は前と後ろが逆になった配色をしています。夏型のベニシジミの前翅は橙色模様も黒っぽくなり、焦げ茶色に近くなります。幼虫が食べるもの:スイバ,ギシギシの葉 スイバ:タデ科>ギシギシ属
北半球の温帯地に広く分布する多年生草本です。日本では土手、あぜ道でよく見かけます。葉っぱにはシュウ酸を含んでおり、かむと名前の通り酸っぱいです。
クサイチゴ(草苺):バラ科
春先、かなり大きい5弁の白い花を咲かせます。初夏には赤い野イチゴのような実を付けます。実は酸味に欠けて大味ですが砂糖を加えてジャムにできるそうです。
 #C020−2 ベニシジミ(ベニシジミ亜科)  #C020−5 ベニシジミ(ベニシジミ亜科)
 撮影F7:2005/11/15 温泉津町  撮影S10:2010/05/14 町田市
 #C020−7 ベニシジミ(ベニシジミ亜科)  #C020−8 ベニシジミ(ベニシジミ亜科)
 撮影S10:2009/06/11 相模原市 相模原公園  撮影S10:2009/06/11 相模原市 相模原公園
 C211,−1 アカシジミ(シジミチョウ科)  #C211−2,−3 アカシジミ(シジミチョウ科)
 撮影S10:2010/06/04 横浜市  撮影S10:2011/06/04 東京都町田市
 前翅長18〜23mm。コナラの林周辺に生息し、幼虫はコナラなどのブナ科の葉を食べます。 ■似た仲間にキタアカシジミがいるそうです。判別は難しく、♂の交尾器で判断するそうです。
 C075 トラフシジミ(ミドリシジミ亜科) [拡大  #C075−1 トラフシジミ(ミドリシジミ亜科)
 撮影C:2005/04/10 温泉津町福光  撮影C:2005/04/10 温泉津町福光
 開張32〜36mm、前翅長16〜21mm。翅裏の白い縞模様から名前が付けられているそうです。白い縞は春型の特徴で、夏型は白い縞が褐色し、目立たなくなります。翅を開いた表の色は、♂は青紺色をして、♀は少し薄い青紫色をしています。成虫はクリの花などに集まります。幼虫はマメ科のフジやツツジ科,ユキノシタ科の花や実を食べます。  
 C110 ウラナミシジミ(ヒメシジミ亜科) [拡大  #C110−1 ウラナミシジミ(ヒメシジミ亜科)
 撮影F7:2005/09/30 温泉津町  撮影F7:2007/10/14 神奈川県座間市
 開張28〜34mm、前翅長13〜18mm。小型のチョウで、名前の通り翅裏に波模様があり薄い茶色をしています。翅表は♂は青紫色をし、短い毛が密生しています。成虫はフジやハギなどのマメ科植物の花に集まり吸蜜します。幼虫はそれらの花やつぼみ,実を食べます。 ■♂は翅表が青紫色で、黒い縁帯が広い。♀の翅表は付け根周りが青色で、その他は褐色した色をしている。
■関東以西に分布するとされているが、移動力が強く北海道にまで北上する。
 #C110−2 ウラナミシジミ(ヒメシジミ亜科)  #C110−3 ウラナミシジミ(ヒメシジミ亜科)
 撮影F7:2007/10/14 神奈川県座間市  撮影F7:2007/10/17 神奈川県座間市
 C201−1 ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科)  #C201−2 ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科)
 撮影S10:2009/06/11 相模原市 相模原公園  撮影S10:2009/06/11 相模原市 相模原公園
 前翅長11〜18mm。後翅の裏は灰白で、特徴的な黒いL字の鍵型紋が見られます。翅裏は青味を帯びていて、尾状突起が長いことからこの名が付いています。幼虫はミズナラ,コナラ,クヌギの新葉を好んで食べます。  尾状突起が触角で黒紋が眼を模して、翅の端に頭部があるように見えます。鳥などに襲われても翅の一部を失うだけなので、逃げおおせる知恵があるようです。
C075尾状突起
 #C201 ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科)  #C201−4 ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科)
 撮影C:2008/07/28 温泉津町  撮影S10:2010/06/04 横浜市


セセリチョウ科
 C004 ヒメキマダラセセリ♂(セセリチョウ科)   #C004−1 ヒメキマダラセセリ♀(セセリチョウ科) 
 撮影F:2003/08/18 温泉津町福光  民家Kそばの畑   撮影C:2004/05/16  温泉津町福光  林道
 開張25〜32mm、前翅長11〜13mm。幼虫はヤマカモジグサを好んで食べます。ヤマカモジグサ(イネ科の多年草):山際に生えるカモジグサ。土手の補修で使われる、根っこの強いイネ科の植物に似ています。実は、ライ麦のような形です。  2003年の8月に撮影した♂はもっと橙色と黒い模様がはっきりしていました。今回は褐色した茶色に黄色を配した様な模様です。全体に淡く黄色い部分が少ないですから♀と思います。
 #C004−2 ヒメキマダラセセリ♂(セセリチョウ科)   C034 キマダラセセリ(セセリチョウ科)詳細
 撮影C:2004/07/22  温泉津町福光  林道  撮影C:2004/06/23  浜田市国分町 石見海浜公園
   黄色くクリクリ目玉の直角三角形のチョウ。開張25〜34mm、前翅長13〜16mm。翅の表の模様が裏にそのまま浮き出ているセセリチョウです。幼虫はエノコログサやススキなどのイネ科の植物を食べます。成虫はヒメジョン,アザミ類などの花に集まり吸蜜します。
■翅の模様で♂♀の判断は難しいそうです。♂と♀が並んでいる時に見比べて、翅に丸みがある方が♀だと判断して下さい。
 #C034−1 キマダラセセリ(セセリチョウ科)  #C034−3 キマダラセセリ(セセリチョウ科)
 撮影C:2005/07/07 江津市 星高山  撮影C:2005/07/12 温泉津町
 #C034−6 キマダラセセリ(セセリチョウ科) [拡大  #C034−7 キマダラセセリ(セセリチョウ科)
 撮影F7:2008/08/10 温泉津町  撮影S10:2010/06/29 相模原市
 C022 ダイミョウセセリ♀(セセリチョウ科)[拡大] 詳細  #C022−1 ダイミョウセセリ(セセリチョウ科)
 撮影F:2004/05/12  温泉津町福光  撮影F:2004/08/22  温泉津町福光
 開張32〜36mm、前翅長15〜18mm。 翅は全体に濃い褐色から黒褐色で、白い紋が見られます。中部以西のものには、後翅に白い帯紋が見られ、近畿以西ではその帯紋は明瞭だそうです。幼虫はヤマノイモの葉を食べます。成虫は蜜も吸いますが、動物の糞の栄養分なども吸います。 ■関西型のダイミョウセセリは後翅に白い帯紋があり、で関東型ではないか、薄くて目立ちません。止まっている時は翅を水平に開きます。その姿が、家紋の付いた黒い羽織袴姿で、格式ばった侍に見えることからこの名が付いたのだと思います。(本当の由来は正確には知りません)
 #C022−3 ダイミョウセセリ 関東型(セセリチョウ科)  C105 ミヤマチャバネセセリ(セセリチョウ科)
 撮影F7:2005/09/01 神奈川県相模原公園  撮影F7:2005/08/22 温泉津町
 後翅に白い帯がない関東型です。  開張35〜40mm、前翅長16〜17mm。実際の色は写真よりもっと黄色いです。本種はセセリチョウの中で後翅裏の模様に特徴があります。後翅中ほどにぽつんと一つ離れて白い大きめの紋があるのが特徴です。成虫はツツジやアザミの花に集まり吸蜜します。幼虫はススキなどのイネ科植物を食べます。
 C028 コチャバネセセリ春型(セセリチョウ科)  #C028−2 コチャバネセセリ夏型(セセリチョウ科)
 撮影C:2004/05/15  温泉津町福光  林道  撮影F7:2005/07/30 温泉津町
 開張30〜34mm、前翅長13〜16mm。後翅裏に黒いはっきりした翅脈と、目立った3個の白っぽい紋がありますからコチャバネセセリです。後翅表には白い斑はありません。幼虫はメダケ,クマザサの葉を食べます。  前翅の表の白い斑が大きい方が♀とされていますが、大差ないため並べて見ないと区別しにくいそうです。
 #C028−3 コチャバネセセリ夏型(セセリチョウ科)  #C028−4 コチャバネセセリ(セセリチョウ科)
 撮影F7:2005/07/30 温泉津町  撮影S10:2010/05/17 横浜市
 前翅の後縁が白黒の斑模様のものは夏型で、黄白一色のものは春型だそうです。写真は支脈が延長した縁が黒いですから夏型です。  
 #C028−5 コチャバネセセリ夏型(セセリチョウ科)  #C098−2 イチモンジセセリ(セセリチョウ科)
 撮影S10:2009/07/30 温泉津町  撮影F7:2005/08/11 温泉津町
 C098 イチモンジセセリ(セセリチョウ科)イチモンジセセリ  #C098−1 イチモンジセセリ(セセリチョウ科)
 撮影F7:2005/07/21 温泉津町  撮影F7:2005/07/21 温泉津町
 開張34〜40mm、前翅長15〜20mm。翅表は濃い闇褐色で、後翅に一直線に白い紋が並ぶセセリチョウです。写真は腹部が太いので♀の様です。幼虫はイネ科のイネやススキ,クサヨシ,カヤツリグサ科の植物を食べます。 ■似た仲間>オオチャバネセセリ:後翅に並ぶ白い紋は、少しずれて互い違いに並ぶ。
 C106 チャバネセセリ(セセリチョウ科)  C106−2 チャバネセセリ5齢幼虫(セセリチョウ科)
 撮影F7:2005/08/22 温泉津町  撮影F7:2007/09/09 温泉津町
 開張28〜40mm、前翅長13〜20mm。全体は黄褐色をしています。本種の後翅裏にある白い紋は小さく、ないものもいるそうです。成虫はヒガンバナの花などに集まり吸蜜します。幼虫はイネやススキなどのイネ科植物,カヤツリグサ科植物を食べます。  5齢幼虫、体長約32mm。幼虫はイネやススキなどイネ科植物を食べます。
 #C106−1 チャバネセセリ(セセリチョウ科)  #C106−4 チャバネセセリ(セセリチョウ科)
 撮影F7:2005/08/22 温泉津町  撮影F7:2007/09/20 温泉津町
 #C106−6 チャバネセセリ(セセリチョウ科)  C160 オオチャバネセセリ(セセリチョウ科) 
 撮影F7:2007/07/19 相模原市 相模原公園  撮影C:2006/08/28 浜田市 石見海浜公園
※2013/0510チャバネセセリと同定  前翅長18〜21mm。後翅の白色紋に特徴があるセセリチョウで、列に並ぶ斑はジグザク配置になっています。 幼虫はイネ科植物を食べます。
 #C160−2 オオチャバネセセリ(セセリチョウ科)   #C160−3 オオチャバネセセリ(セセリチョウ科) 
 撮影C:2007/08/20 浜田市 石見海浜公園  撮影S10:2009/07/04 相模原市 相模原公園
 #C160−4 オオチャバネセセリ(セセリチョウ科)   #C160−5 オオチャバネセセリ(セセリチョウ科) 
 撮影S10:2009/07/04 相模原市 相模原公園  撮影S10:2010/06/29 相模原市
 C158 ミヤマセセリ(セセリチョウ科)  #C158−1 ミヤマセセリ(セセリチョウ科)
 撮影F7:2007/03/28 温泉津町  撮影C:2007/05/X 大田市三瓶町 太平山の山頂
 前翅長17〜20mm。黒褐色に黄色い斑点が特徴のセセリチョウです。前翅の表には薄い青白の斑があり、♀には中央に白い帯があります。成虫は3月下旬〜4月に発生し、スミレやタンポポの花で見かけます。幼虫はブナ科のクヌギやコナラの葉を食べます。  
 #C158−2 ミヤマセセリ(セセリチョウ科)  #C158−3 ミヤマセセリ(セセリチョウ科)
 撮影F7:2008/04/29 温泉津町湯里 湯港  撮影EOS:2008/04/28 立久恵峡


シロチョウ科
 C010 キチョウ(シロチョウ科・モンキチョウ亜科)  #C010−1 キチョウ(シロチョウ科・モンキチョウ亜科)
 撮影F:2003/08/24  温泉津町福光  石切り場入り口  撮影F7:2006/10/11  温泉津町
 開張34〜36mm、前翅長19〜24mm。幼虫はハギなどを食べます。  
 C107 スジボソヤマキチョウ(モンキチョウ亜科) [拡大  #C107−1 スジボソヤマキチョウ(モンキチョウ亜科)
 撮影F7:2005/09/09 大田市 三瓶山 りんご園近く  撮影F7:2005/09/09 大田市 三瓶山 りんご園近く
 開張55〜62mm、前翅長28〜38mm。翅全体が淡い黄色で、前翅と後翅それぞれに1対の茶色い紋があり、前後の翅先が尖ったチョウです。生命力が強く6月〜7月に発生し、成虫で越冬して翌年の5月頃まで生きます。幼虫はクロウメモドキやクロツバラなどのクロウメモドキ科の葉を食べます。 ■♂の翅表は黄色く、♀は白っぽい黄色をしています。翅裏は♂♀同じ色に見えます。
<似た仲間>●ヤマキチョウ:翅質が厚く、黄色味が強い。中部地方,東北地方に分布。
 C074 モンキチョウ♀(モンキチョウ亜科)  #C074−2 モンキチョウ(モンキチョウ亜科) [拡大
 撮影C:2005/04/28 温泉津町福光 不言城址上り口  撮影C:2005/06/15 浜田市国分町 石見海浜公園
 開張40〜50mm、前翅長25〜33mm。モンキチョウの♂は黄色く、♀は黄色いタイプと白いタイプがいます。写真は白に近いですから♀です。成虫は年2回〜5回発生し、地域的に差があります。春出現するタイプは全体に小さく、後翅の表側が少し黒いです。幼虫はコマツナギ,シロツメクサやマメ科植物などを食べます。 <モンキチョウの色以外の特徴>
1.前翅の表側縁に黒い斑があり、中に地色の紋がある。
  中に紋がない似た仲間のミヤマモンキチョウと区別できる。
2.前翅中央前寄りに黒い斑がある。
3.後翅中央前寄りに褐色された縁取りの白または黄白の斑がある。
 #C074−3 モンキチョウ(モンキチョウ亜科)  C073 ツマキチョウ♀(シロチョウ科)
 撮影F7:2007/12/05 相模原公園  撮影C:2005/04/28 温泉津町福光 不言城址上り口
   前翅長20〜39mm。前翅先が尖っているのが特徴です。尖った先は♂が橙色で、♀は灰黒から黒色をしています。タンポポ,レンゲの花でよく見かけます。幼虫はアブラナ科の花や実を食べます。
 C043−1 モンシロチョウ♂(シロチョウ科)  #C043−8 モンシロチョウ(シロチョウ科)
 撮影S10:2011/05/02 横浜市緑区  撮影S10:2009/05/18 相模原市相模原公園
 開張44〜46mm、前翅長27〜30mm。翅の表が透けて班紋が見えています。♀の班紋は♂より発達しています。上の写真がモンシロチョウとすると♀の様です。可視光領域で見ると、♂の翅の表の地色は白色で、♀は灰色っぽい白で、光沢があります。紫外線領域で見ると♀はあまり変わらない灰白で、♂は黒く見えます。花も黒くなりますから、紫外線領域を見るチョウの♂は、花に止まる♀が目立ちます。幼虫はアオムシと呼ばれアブラナ科の植物を食べます。特にキャベツが大好きです。 <似ている仲間>オオモンシロチョウ,タイワンモンシロチョウ
 #C043−9 モンシロチョウ(シロチョウ科)  #C043−4 モンシロチョウ(シロチョウ科)
 撮影S10:2009/05/18 相模原市相模原公園  撮影DSL−P8:2009/07/04 温泉津町福光
 C053 スジグロシロチョウ(シロチョウ科)  #C053−1 スジグロシロチョウ(シロチョウ科)
 撮影C:2005/04/28 温泉津町福光 不言城址上り口  撮影C:2005/04/28 温泉津町福光 不言城址上り口
 開張50〜60mm。前翅長26〜35mm。本種はスジグロチョウとも呼ばれています。白色の翅に翅脈に沿って黒条が延びているのが特徴です。春型は裏面の黒条が発達します。♂は発香鱗をもっていてバニラの様な匂いを発します。日陰を好み暗い湿った場所で活動します。アザミ,イヌガラシ,ダイコンに見かけます。本種はエゾスジクロシロチョウの可能性があります。 ■似ている仲間>エゾスジグロシロチョウ:
 開張40〜50mm、前翅長26〜35mm。大きさは少し小さいですが外見はそっくりで、区別するのは採取して確認しないと断言できないほど難しいそうです。スジクロチョウは日陰で活動していますが、エゾスジクロシロチョウは日向で活動します。幼虫はイヌガラシ,ヤマハタザオ,ハクサンハタザオを食べます。
 C194 エゾスジグロシロチョウ(シロチョウ科)  #C194−1 エゾスジグロシロチョウ(シロチョウ科)
 撮影F7:2008/05/04 川本町三俣 ささゆり水汲処  撮影S10:2009/05/18 相模原市 相模原公園
 エゾスジグロチョウとも言います。開張40〜50mm、前翅長26〜35mm。スジグロシロチョウに比べ、大きさは少し小さいですが外見はそっくりで、区別するのは難しいそうです。スジクロチョウは日陰で活動していますが、エゾスジクロシロチョウは日向で活動します。幼虫はイヌガラシ,ヤマハタザオ,ハクサンハタザオを食べます。  


テングチョウ科テングチョウ
 C019 テングチョウ(テングチョウ科) [詳細  #C019−1 テングチョウ(テングチョウ科)
 撮影C:2004/04/09  温泉津町福光  山中
 開張40〜50mm、前翅長20〜25mm。小あごひげが前に突き出しているのが特徴で、このことで名前が付けられています。写真では2つに分かれていますが、閉じている時とか、横から見ると天狗の鼻のように見えます。前翅には、白い2対の斑と橙色の模様があり、形は角張っています。後翅にも1対の橙色の模様があります。翅の裏側は灰色がかった茶色で、枯葉そっくりの模様をしています。
幼虫が食べるもの:エノキ,エゾエノキの葉です。
■テングチョウの仲間は古い種類のチョウで、世界で10種類しか発見されていません。日本では写真の1種類しかいません。タテハチョウ科のテングチョウ亜科と分類されることもあります。
エノキ:ニレ科>エノキ属
本州・四国・九州に分布する落葉高木。葉はやや堅く、長さは40〜80mm、基部は左右非対称、縁はギザギザ。花は4月から5月に咲き、実は直径6〜7mmで、10月頃赤褐色に熟します。
 #C019−2 テングチョウ(テングチョウ科)  #C019−3 テングチョウ(テングチョウ科)
 撮影C:2004/04/09  温泉津町福光  山中  撮影C:2005/05/07  温泉津町井田


クロシジミの幼虫とクロオオアリとの関係
 クロシジミはドングリの葉の上で生まれます。生まれた時は空腹で甘い匂いに誘われて近くの葉っぱにいるアブラムシ(アリマキ)を追いかけます。生まれた時から若い頃まではアブラムシから甘い汁をもらって生活し、ぷっくり育ちます。他の虫から襲われそうになると近くのアリが守ってくれます。3齢幼虫になった頃アリに咥えられ、アリの巣に運ばれます。巣の中は快適で、生活環境が充実し、沢山の仲間がいます。食べものはドロドロしたもので、口移しで食べさせてもらいます。食べ過ぎてぷっくりぷっくり状態でお腹をくねらせると、お尻から甘い蜜が出ます。甘いもの好きのクロオオアリはそれを食べます。この両者の関係を共生と言います。巣穴でこの生活を続け、越冬し、翌年の春に巣穴出口付近でサナギになて羽化します。羽化後、翅が広がらないうちに外に出ます。その後は異性を探して交尾し、♀はドングリの葉っぱに卵を産みます。これが何世代も繰り返されています。

[注]撮影F7:FUJIFILM FinePix−S7000, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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