半翅目.S3-1福光村・昆虫記リスト
半翅目3:はんしもく/カメムシ目 その他.S3-1
セミS1
セミ
カメムシS2
カメムシ
アブラムシ,カイガラムシS3-2
その他
 S3-1: アワフキムシ ハゴロモ ウンカ ヨコバイ ツノゼミ グンバイムシ ミミズク アメンボ コオイムシ
 S3-2 アブラムシ カイガラムシ キジラミ    
 
アワフキムシ
 S020 モンキアワフキ(アワフキムシ科)  #S020−1 モンキアワフキ(アワフキムシ科)
 撮影S10:2009/06/11 温泉津町  撮影F7:2005/10/02 温泉津町
 鋭い眼光をとばしているのは、アワフキムシです。全長10〜12mm。セミに似ていますが、セミの仲間の半翅目に属します。茶褐色の前翅に黄色い紋があることから、この名が付いています。ヤナギや、ヨモギに寄生します。最近果物類を吸汁することが分りました。  遠くを見ている様ですが、ちゃんとこちらを見ていてあせっているはずです。レンズとの距離は5cmありません。昆虫は人があまりにも近くにいると逃げずに動きません。目を離した瞬間逃げているのが常です。何かそのへん視線を感じ取っているのかもしれません。
 S062 シロオビアワフキ(アワフキムシ科)シロオビアワフキ  #S062−4 シロオビアワフキ(アワフキムシ科)
 撮影F7:2005/09/30 温泉津町  撮影F7:2007/10/17 温泉津町
 全長11〜12mm。全体は闇褐色で、前翅前側の前縁から後縁へ斜め前に白い帯が見られ、これが名前になっています。白い帯の両側は色が濃く、黒くなります。後肢脛節(けいせつ)に2対の棘(とげ)をもちます。ヤナギ,マサキ,クワ,バラなどに寄生し、夜灯火に飛んできます。 ■4月頃孵化して泡の巣を作り、6月頃羽化して成虫になります。
<似た仲間>ヒメシロオビアワフキ:体長7.5〜8mm。
 #S062−2 シロオビアワフキ(アワフキムシ科)  #S062−6 シロオビアワフキ(アワフキムシ科)
 撮影F7:2005/09/30 温泉津町  撮影F7:2007/10/17 温泉津町
 S139,−2 ホシアワフキ(アワフキムシ科)  #S139−1,−3 ホシアワフキ(アワフキムシ科)
 撮影S10:2009/09/13 温泉津町  撮影S10:2009/09/13 温泉津町
 全長(翅端まで)13〜14mm。全体に薄い褐色で、前翅中央前から中央斜めに、黒褐色の点列が見られます。この黒点は、大きさの数もまちまちで、ないものもいるそうです。またこの黒点から名が付けられています。  図鑑には、イネ科の雑草間で見られるとあります。どの様な植物の汁を吸っているのか分かりませんが、幼虫はススキなどの根元に付いて、汁を吸っているようです。
 S134 コガシラアワフキ(コガシラアワフキ科)  #S134−1 コガシラアワフキ(コガシラアワフキ科)
 撮影S10:2009/06/11 温泉津町  撮影S10:2009/06/11 温泉津町
 翅端までの全長7.0〜9.0mm。全体に赤褐色していますが、頭部周辺は黒ずんでいます。全体に黒ずんでいるのもいるそうです。ヨモギの葉で見かけます。  アワフキムシ科に比べ、やはり頭部が小さいですね。このことから名が付けられています。 
 S070 アワフキの幼虫の巣  #S070−1 アワフキの幼虫の巣
 撮影C:2004/05/12 温泉津町福光 林道  撮影D:2005/06/01 温泉津町
 以前撮影したアワフキの巣です。種類は分かりませんが、赤い色が見えますからシロオビアワフキかもしれません。アワフキの幼虫は腹部から糖タンパク質を含む粘液を出して、気門の穴から空気を送りこんでアワを作ります。身を隠すのが目的だそうです。 ■ホタルの幼虫がアワの巣を作ることはないそうです。この様なアワを見たらアワフキムシと思っていいみたいです。
 #S070−2 シロオビアワフキの幼虫  #S070−3 シロオビアワフキの幼虫
 撮影F7:2007/05/05 温泉津町  撮影F7:2007/05/05 温泉津町
 #S070−4 アワフキの幼虫  #S070−5 アワフキの幼虫
 撮影F7:2007/05/22 温泉津町  撮影F7:2007/05/22 温泉津町
 S072,−1 ムネアカアワフキ♀(トゲアワフキ科)  S072−2,−3 ムネアカアワフキ幼虫の巣(トゲアワフキ科)
 撮影X:2006/05/12 温泉津町今浦  撮影C:2007/01/20 江津市 椿の里
 全長4〜5mm。♀は胸部背が闇赤色で、他が黒いです。♂は小楯板が赤く、他は黒いです。  ムネアカアワフキの幼虫は、クルッと巻いた巻貝の様な石灰質の巣を作ります。この巣は、サクラ,ウメ,スモモなどの小枝に見られます。
※世界文化社昆虫図鑑・昆虫Tに記されている巣の形
タケウチトゲアワフキ:円筒状、ムネアカアワフキ:巻貝状
 #S072−5 ムネアカアワフキ♀(トゲアワフキ科)  #S072−4 ムネアカアワフキ♂(トゲアワフキ科)
 撮影S10:2010/04/24 相模原市  撮影S10:2010/04/24 相模原市
 ♀は小楯板が赤く、前胸部背が闇赤色で、他は黒色  ♂は小楯板が赤く、他は黒色


ハゴロモ
 S028−13,−3 アオバハゴロモ(アオバハゴロモ科)アオバハゴロモ  S028−4,−5 アオバハゴロモ幼虫(アオバハゴロモ科)
 撮影F7:2007/09/06 温泉津町  撮影F7:2007/06/30 温泉津町
 全長10mm前後、体長6mm前後。前翅は淡い青緑で、ピンクの縁をもちます。後翅は半透明の白色です。一般の広葉樹に付きますが、特にミカン類やクワに寄生し木の汁を吸います。枝に付いている白いものは幼虫が出した綿状のロウだそうです。  幼虫は綿状のロウ物質に覆われ身を守っています。幼虫はカンキツ類やクワの樹の汁を吸って成長し、7月下旬頃から成虫となって出現します。
 S102,−1 トビイロハゴロモ(アオバハゴロモ科)  #S102−2,−3 トビイロハゴロモ(アオバハゴロモ科)
 撮影F7:2007/08/26 温泉津町  撮影F7:2007/10/02 温泉津町
 全長5.5〜6mm。全体は薄汚れた黄白をしています。上から見ると幅広の菱形で、横から見るとアオバハゴロモ科だけあってアオバハゴロモとよく似ています。イネ科の雑草植物が生える場所で見かけます。  
 S031 ベッコウハゴロモ(ハゴロモ科) ベッコウハゴロモ  #S031−1 ベッコウハゴロモ(ハゴロモ科)
 撮影C:2004/09/02 温泉津町福光 山道  撮影C:2004/08/17 温泉津町福光 畑そば
 クワの木に付いているベッコウハゴロモです。全長10mm前後、体長6〜8mm。クワ,カンキツ類の木やクズなどのマメ類に寄生し汁を吸います。全体の色は黄褐色から闇褐色までいます。前翅にくすんだ緑っぽい粉を吹くものがいるそうです。写真で前翅の乳白色に見える部分は半透明で透けています。   
 #S031−2 ベッコウハゴロモ(ハゴロモ科) [拡大  #S031−3 ベッコウハゴロモ(ハゴロモ科)
 撮影F7:2005/07/21 温泉津町  撮影F7:2005/07/21 温泉津町
 S056 スケバハゴロモ(ハゴロモ科) [拡大 スケバハゴロモ  #S056−1 スケバハゴロモ(ハゴロモ科)
 撮影F7:2005/07/29 温泉津町  撮影F7:2005/07/29 温泉津町
 全長9〜10mm、体長6mm前後。前翅,後翅全体は透明で、脈は闇褐色し、前翅周囲の縁は巾広めで黒く褐色しています。クワ畑や果樹園に集まり、主にクワの木の汁を吸います。 ■スケバハゴロモ幼虫:体は成虫に似た翅のないセミの姿で、腹部先にロウ物質で出来たフサを付けています。移動する時は、これを広げて落下する様に移動します。
 #S056−2 スケバハゴロモ(ハゴロモ科)  #S056−4 スケバハゴロモ(ハゴロモ科)
 撮影F7:2005/08/02 温泉津町  撮影S10:2009/08/01 温泉津町
 S057 アミガサハゴロモ(ハゴロモ科) アミガサハゴロモ  #S057−1 アミガサハゴロモ(ハゴロモ科)
 撮影F7:2005/08/02 温泉津町  撮影F7:2005/09/30 温泉津町
 体長7〜9mm、全長(頭から前翅先まで)10〜14mm。体色は黒色で、全体に闇緑色の粉で覆われています。模様として前翅の前縁中央後寄りに、1対の白い紋が見られます。似た種類の中では頭部先が平たく、短いです。初期は緑の粉を付けていますが、やがて粉を落として白い紋を除いて全体が黒くなります。カシやコナラに寄生します。  
 #S057−3 アミガサハゴロモ(ハゴロモ科)  #S057−5 アミガサハゴロモ(ハゴロモ科)
 撮影S10:2009/07/14 温泉津町  撮影S10:2010/08/17 横浜市


ウンカ
 S140 タテスジウンカ(グンバイウンカ科)  S119 ヒラタグンバイウンカ(グンバイウンカ科)
 撮影S10:2009/09/29 温泉津町  撮影S10:2008/10/03 相模原市
 翅端までの全長8.0〜9.5mm。全体は淡い黄緑色で、翅も半透明の淡い黄緑色をしています。翅には縦に走る、褐色したスジが見られ、この名が付けられています。この時期、ススキの葉で見られます。
■別名:タテスジグンバイウンカ 学名:Catullia vittata Matsumura
 翅端までの全長9.0〜10.0mm。全体緑色の扁平で、頭頂から前胸背または、小楯板にかけて朱色の縦条が2本見られ、前胸背側面にも左右に1対の朱色の条が見られます。
 S058−2 ミドリグンバイウンカ(グンバイウンカ科)ミドリグンバイウンカ  #S058−7 ミドリグンバイウンカ(グンバイウンカ科)
 撮影F7:2006/08/30 温泉津町  撮影F7:2008/08/21 温泉津町
 翅端までの全長5mm前後。全体は黄緑色で、頭部と胸部背に水色の3本の縦スジが特徴です。翅は半透明で、支脈が黄緑色をしています。名前は緑色の体で、相撲で使われる軍配(ぐんばい)に似ていることから付いています。  
 S058−4 ミドリグンバイウンカ幼虫(グンバイウンカ科)  #S058−6 ミドリグンバイウンカ(グンバイウンカ科)
 撮影F7:2007/06/30 温泉津町  撮影F7:2008/08/21  温泉津町
 #S128 不明(ヒシウンカ科)  #S128−1 不明(ヒシウンカ科)
 撮影F7:2009/05/14 温泉津町  撮影F7:2009/05/14 温泉津町
○イボタヒシウンカ:全長(翅端まで)♂5〜6mm、♀5.5〜6.5mm。前翅に不規則な雲状紋をもち、翅先1/3に褐色帯をもつものが多いそうです。イボタに寄生します。(北隆館図鑑より)
2009.10.01名前不明に訂正
●ヤナギカワウンカ:全長6〜7mm。ヤナギに集まる。
?ブチヒシウンカ:全長約6mm(翅端まで)。半透明な翅に褐色した横帯が見られます。翅脈に褐色点が点在。
 S103−1 アカハネナガウンカ(ハネナガウンカ科)  #S103−2 アカハネナガウンカ(ハネナガウンカ科)
 撮影S10:2010/08/09 海老名市  撮影S10:2010/08/09 海老名市
 #S103 アカハネナガウンカ(ハネナガウンカ科)  S032 キボシマルウンカ(マルウンカ科)
 撮影F7:2007/09/09 温泉津町  撮影C:2004/09/02 温泉津町福光
 体長約4mm、全長9〜10mm。全体は橙色で、翅は透明で少し基部周辺が黄褐色しています。体に対して翅は長く、写真は体長の2倍以上あります。ススキなどのイネ科植物の汁を吸います。  本種はカメムシの仲間で、背に大きな三角形の小楯板が見えます。テントウムシはアルカロイド系の毒をもち、肢関節付近から分泌します。マルウンカは毒をもつテントウムシに似せて擬態し、身を守っているのだそうです。山地に住み、ヤブマオに付くそうです。写真はクワの木の汁を吸っているところです。マルウンカ全般の体長3.5〜5mm。
★何だこれシリーズの#3に登録決定
 S147 マルウンカ(マルウンカ科)  #S147−1 マルウンカ(マルウンカ科)
 撮影S10:2010/06/11 相模原市  撮影S10:2010/06/11 相模原市
 翅端までの全長5.5〜6.0mm。丸い半球状で、全体に褐色から闇褐色をしています。翅には淡い褐色紋が数個ありますが、無いものもいて、変異が多いそうです。クヌギなどの広葉樹で見かけます。 ■黒化型:全体が黒っぽく、翅に淡い色の紋がない。


テングスケバ
 S067−1 ツマグロスケバ(テングスケバ科)  #S067−2 ツマグロスケバ(テングスケバ科)
 撮影F7:2007/10/07 温泉津町  撮影S10:2011/08/12 温泉津町福光
 体長7〜9mm、全長11〜15mm。体は闇褐色で、突き出した頭頂から前胸部背にかけ3条の淡い色のスジが見られます。前翅は透明で、名前にあるように先が褐色しています。アカメガシワに寄生します。  


ヨコバイ
 S036−2 ツマグロオオヨコバイ(オオヨコバイ科)ツマグロオオヨコバイ  #S036−11 ツマグロオオヨコバイ(オオヨコバイ科)
 撮影S10:2010/03/18 温泉津町  撮影F7:2009/05/09 温泉津町
 全長13mm前後。ツマグロヨコバイに比べて倍大きく、頭部と胸部背,小楯板に黒紺の紋が6個あるのが特徴です。ツマグロヨコバイはイネの害虫として知られていますが、本種はクワ,チャ,キイチゴ,ブドウの木や植物全般の汁を吸います。成虫で越冬します。 ■名の由来:ヨコバイを漢字で書くと「横這」と書き、移動するとき横に這う様に移動することからヨコバイと付けられています。ツマグロは「褄黒」と書き、褄(つま)とは着物の裾(すそ)のことを言い、翅の端が青黒いので付けられたそうです。オオヨコバイはツマグロヨコバイがいて、それより倍大きいので「褄黒大横這」と名付けられています。
 S036−4 ツマグロオオヨコバイ幼虫(オオヨコバイ科)  #S036−9 ツマグロオオヨコバイ幼虫(オオヨコバイ科)
 撮影F7:2006/09/03 温泉津町  撮影F7:2006/09/03 温泉津町
 S068 オオヨコバイ(オオヨコバイ科)  #S068−1 オオヨコバイ(オオヨコバイ科)
 撮影F7:2005/11/02  温泉津町  撮影F7:2006/11/03 温泉津町
 全長♂8mm前後、♀10mm前後。全体は黄緑色から緑色で、頭部前側が黄色い色をしています。北隆館の図鑑に頭部が灰白を帯びるのが♀とありましたから写真は♂の様です。ツマグロヨコバイの♀に似ていますが、頭部に黒い斑が2個あります。イネやチャの汁を吸う害虫です。  
 #S068−2 オオヨコバイ(オオヨコバイ科)  #S074 ヨコバイの仲間(ヨコバイ科)
 撮影F7:2006/06/12  温泉津町  撮影F7:2006/06/12  温泉津町
 #S074−1 ヨコバイの仲間の幼虫(ヨコバイ科)  #S074−2 ヨコバイの仲間の幼虫(ヨコバイ科)
 撮影F7:2006/05/02 温泉津町  撮影F7:2006/05/02 温泉津町
 S044−16 クロヒラタヨコバイ(クロヒラタヨコバイ科)クロヒラタヨコバイ  #S044−14 クロヒラタヨコバイ(クロヒラタヨコバイ科)
 撮影F7:2008/04/29 温泉津町福光白谷  撮影F7:2007/08/03 温泉津町
 全長5〜6mm。全体は光沢のある青黒から黒色で、葉に付いたゴミの様に見えます。前翅後縁に灰白の網目模様があり、小楯板に3個の白点が確認できます。数冊の図鑑を見ますと前翅の色には黒以外に茶褐色のものもいる様です。似た仲間にオオクロヒラタヨコバイと言う種がいるそうです。S044がその可能性がありますので、只今違いについて調べています。  全体が茶褐色のタイプ
 #S044−2 クロヒラタヨコバイ(クロヒラタヨコバイ科)  #S044−7 クロヒラタヨコバイ(クロヒラタヨコバイ科)
 撮影F7:2006/04/17 温泉津町  撮影F7:2007/06/22 横浜市
 #S044−4 クロヒラタヨコバイ幼虫(クロヒラタヨコバイ科)  #S044−10 クロヒラタヨコバイ幼虫(クロヒラタヨコバイ科)
 撮影F7:2006/05/15 温泉津町  撮影F7:2006/06/22 温泉津町
 S069 クロスジホソサジヨコバイ(ホソサジヨコバイ科)  #S069−3 クロスジホソサジヨコバイ(ホソサジヨコバイ科)
 撮影F7:2005/11/11 温泉津町  撮影F7:2008/12/28 相模原市
 体長5〜6mm。全体は黄色から黄褐色で頭部先から翅の会合部に黒や赤いスジがあり、前翅の端にも丸くて黒い斑が1対あります。体は扁平で、特に頭部がサジ状に突き出ています。秋頃から春先にかけて、雑木林の中で見かけます。  ※撮影場所訂正2013/04/27
 #S069−1 クロスジホソサジヨコバイ幼虫(ホソサジヨコバイ科)  #S069−2 クロスジホソサジヨコバイ(ホソサジヨコバイ科)
 撮影F7:2007/12/26 相模原市  撮影F7:2007/12/26 相模原市
 S094 アライヒシモンヨコバイ(ヨコバイ科)  #S094−1 アライヒシモンヨコバイ(ヨコバイ科)
 撮影F7:2007/07/06 相模原公園  撮影F7:2007/07/06 相模原公園
 全長約3.8mm。頭部と前胸部背が黄色から黄緑色で、翅は灰白に褐色したヒシ形紋があるのが特徴です。似た仲間にヒシモンヨコバイがいますが、こちらは大きく体長が4.5mmあり、小楯板が白いです。  
 S097 (ヨコバイ科)  S061 オグマブチミャクヨコバイ(ブチミャクヨコバイ科)
 撮影C:2006/08/13 浜田市国分町 石見海浜公園  撮影F7:2005/09/29 温泉津町
   クワの葉にいた黒いヨコバイです。図鑑によればめったにお目にかかれない種だそうです。
 全長♂8.5mm前後、♀10.5mm前後。全体はほとんど黒色で、頭頂が闇黄色、前胸背から小楯板にかけて黄褐色の巾広い縦条が見られます。図鑑に記述はありませんが、前翅中央前縁と後縁に白い斑があります。クワに生息していて、夜灯火に飛んでくるそうです。
 S113 ブチミャクヨコバイ(ブチミャクヨコバイ科)  #S113−1 ブチミャクヨコバイ(ブチミャクヨコバイ科)
 撮影F7:2008/08/15 温泉津町  撮影F7:2008/08/15 温泉津町
 全長7〜8mm。幅広い黄土褐色の頭部と胸部に、透明な翅をもちます。胸部背に褐色したした部分と白い模様が見られ、翅にも褐色した帯が3〜4本見られます。黒い翅脈に白点が混じって斑(ぶち)になっていることから斑脈と呼ばれているそうです。ブナ科の樹に集まります。 ■#S100とS113の比較
 ブチミャクヨコバイの体は淡い褐色で闇色の斑紋があるようです。
#S100は腹部などが黒く、S113は乳白色に見えます。
 #S113−2 ブチミャクヨコバイの仲間(ブチミャクヨコバイ科)  #S148 ヨコバイの幼虫(?科)
 撮影F7:2008/08/15 温泉津町  撮影S10:2010/06/11 相模原市
?ウスブチミャクヨコバイ:全長約9mm。体はくすんだ黄色で、前翅は透明な黄色、中央に透明な帯。翅脈は黄色。  体長約3.5mm。ブチミャクヨコバイ科の幼虫に似ています。
 S091 幼虫(ブチミャクヨコバイ科)  #S091−1 幼虫(ブチミャクヨコバイ科)
 撮影F7:2007/06/30 温泉津町  撮影F7:2007/06/30 温泉津町
 何の幼虫でしょうか?。尻先に2本に分かれた尾をもつのは、ブチミャクヨコバイ科の特徴です。写真は他の幼虫に比べ、鼻先が鋭く尖っています。  
 S158 ヨコバイの仲間(ヨコバイ科)  #S158−1 ヨコバイの仲間(ヨコバイ科)
 撮影S10:2011/08/12 温泉津町福光  撮影S10:2011/08/12 温泉津町福光
 付いている植物の葉はイヌビワです。羽化まもないオサヨコバイかもしれません。全体黄緑のアオズキンヨコバイとは、複眼の模様が違うようです。  
 S092 マダラヒメヨコバイ(ヒメヨコバイ科)  S099 キウイヒメヨコバイ♂(ヒメヨコバイ科)
 撮影F7:2007/07/05 相模原公園  撮影F7:2007/07/26 相模原公園
   全長4mm弱。キウイの葉を吸汁する害虫として知られています。♂は鮮やかな紅色で、♀は透明感のある薄い黄褐色をしています。
 S127 不明(ヨコバイ科)  #S127−1 不明(ヨコバイ科)
 撮影F7:2009/05/14 温泉津町  撮影F7:2009/05/14 温泉津町
2009.10.01名前不明に訂正
 S101 カンキツヒメヨコバイ(ヒメヨコバイ科)  #S101−1 カンキツヒメヨコバイ(ヒメヨコバイ科)
 撮影F7:2007/08/06 温泉津町  撮影F7:2007/08/06 温泉津町
 全長約4.5mm。名にあるように、カンキツ類に集まり吸汁します。  


ツノゼミ
 S121,−2 トビイロツノゼミ(ツノゼミ科)  #S121−1,−3 トビイロツノゼミ(ツノゼミ科)
 撮影F7:2009/04/24 温泉津町  撮影F7:2009/04/24 温泉津町
 全長4.5〜6mm。全体がクサビ型の茶褐色のツノゼミで、この色からトビイロと名付けられています。胸部背の左右に突起があり、先は尖っていません。後縁にも湾曲して先細りの長い突起をもちます。ニワトコ,フジ,クワが食草で、成虫はクヌギやサクラの木でよく見かけます。  
 S104 マルツノゼミの仲間(ツノゼミ科)  #S104−1 マルツノゼミの仲間(ツノゼミ科)
 撮影F7:2007/09/22 相模原公園  撮影F7:2007/09/22 相模原公園
 クズの蔓(つる)についていた、ツノゼミです。
●オビマルツノゼミ:全長約6mm。マルツノゼミに似ていますが前翅の付け根が褐色し、翅に2本の褐色帯が見られます。
●マルツノゼミ:全長4〜5mm。全体に黒褐色で、♀は時に赤褐色。クズなどのマメ科植物につきます。
 
 #S104−2 マルツノゼミの仲間(ツノゼミ科)  H126 ツノゼミ幼虫とシリアゲアリ(アリ科)
 撮影F7:2007/09/22 相模原公園  撮影F7:2007/07/06 相模原公園
   クロクサアリでよく知られていることですが、ツノゼミ幼虫が排出する甘い液体を摂取させてもらう代わりに、他の捕食者からツノゼミを守る共生関係にあります。シリアゲアリも共生関係にあるか調べています。


グンバイムシ
 S085 トサカグンバイ(グンバイムシ科)  #S085−1 トサカグンバイ(グンバイムシ科)
 撮影F7:2007/05/22 温泉津町  撮影F7:2008/06/14 温泉津町
 体長2.7〜3.7mm。体は黒色で光沢があります。前胸部背板が嚢状(のうじょう)に隆起しているのが特徴です。アセビやツツジ科,クス科,バラ科の樹に寄生し、加害します。ツツジグンバイやシキミグンバイに似ていますが少し小さく、前胸部背板の横への張り出しが小さいです。  
 S084 ヒメグンバイ(グンバイムシ科)  S116 タブグンバイ(グンバイムシ科)
 撮影F7:2007/05/11 温泉津町  撮影F7:2008/07/11 温泉津町
 体長約3mm。前胸部背板の肩部が強く突出しているのが特徴で、黄褐色で透明感のある翅には、]状の褐色紋があります。ブナ科のクヌギ,コナラ,クリに集まります。  
 S093 アワダチソウグンバイ(グンバイムシ科)  #S093−1 アワダチソウグンバイ(グンバイムシ科)
 撮影F7:2007/07/06 神奈川県 相模原公園  撮影F7:2007/07/06 神奈川県 相模原公園
 体長約3mm。全体は半透明から乳白色の地に、褐色した斑紋が見られます。前胸部の縁や、角張った前翅前縁に小さな棘が並んでいて、他のグンバイムシと区別できます。食草はセイタカアワダチソウ,ヨモギなどです。  本種は米原産の外来種で、2000年兵庫県西宮市のセイタカアワダチソウで最初に確認されたそうです。以前は関西を中心に発生していましたが、2006年関東地方でも確認されていて、現在全土に分布を広げている帰化種です。キク,ヒマワリ,ナス,サツマイモに付いて吸汁し、葉表に白斑を作り、葉裏を排泄物で汚して光合成を妨げる害虫です。
 #S093−2 アワダチソウグンバイ(グンバイムシ科)  #S093−3 アワダチソウグンバイ(グンバイムシ科)
 撮影F7:2008/08/15 神奈川県 相模原公園  撮影S10:2011/07/07 相模原市


ミミズク
 S037−5,−7 ミミズク♀成虫(ミミズク科)  #S037−6,−8 ミミズク♀成虫(ミミズク科)
 撮影S10:2010/06/04 横浜市  撮影S10:2010/06/04 横浜市
 翅端までの全長14〜18mm。全体は、薄い闇褐色から濃い闇褐色で、木肌に同化する配色をしています。名にあるように前胸背に1対の耳の様な突起があります。
■♂の耳状突起:♀に比べ、少し小ぶりで、真直ぐ上向き
■♀の耳状突起:前方前上ハの字に、大きく突出
■上の写真、ジブリ映画に出てた、ムシに似ていますね。
■ミミズク フクロウ?
 (太ったスズメではありません!!)
鳥のミミズクはフクロウ科、羽角(うかく)の有り無しで区別できません。
 S037−1 ミミズク幼虫(ミミズク科)  #S037−4 ミミズク幼虫(ミミズク科)
 撮影C:2004/09/02 邑智郡石見町井原  撮影C:2004/12/05 浜田市国分町 石見海浜公園
 ヒザラガイの様に見えていた虫がミミズクの幼虫と判明しました。肢がないので昆虫ではない印象がありましたが、写真の真ん中当たりの縁沿いを見ると確かに足らしきものが見えます。後から分かって見れば顔が似ていると思いますが、最初は皆目見当(かいもくけんとう)が付きませんでした。ミミズクはサナギにならずこの薄っぺらい形から脱皮して成虫になります。 ■ミミズク成虫:全長14〜18mm、体長♂14mm前後、♀18mm前後。成虫はヨコバイやウンカの形をしています。特徴的なのは前胸部背に耳状の突起があることで、これが鳥のミミズクに似ていることから名が付いています。♂は真上に、♀はさらに大きく前方上に突き出ています。クヌギなどのナラ科の木に寄生します。
 #S037−2 ミミズク幼虫(ミミズク科) [拡大  #S037−3 ミミズク幼虫(裏側) [拡大
 撮影C:2004/12/05 浜田市国分町 石見海浜公園  撮影C:2004/12/05 浜田市国分町 石見海浜公園
 この時期幼虫ですからツノゼミの様に成虫で越冬する様です。ミミズクにも種類がいてコミミズクは幼虫で越冬すると図鑑にありました。  ドングリの木に付いていたものをひっくり返して葉っぱに乗せて撮影したそうです。最初樹皮と同化していて分からなかったそうです。
 S109 コミミズク終齢幼虫(ミミズク科)  #S109−2 コミミズク終齢幼虫(ミミズク科)
 撮影F7:2007/12/26 温泉津町  撮影F7:2007/12/26 温泉津町
 全長♂約9mm、♀12〜13mm。全体は闇褐色から黒褐色をしています。頭部が細いヘラ状で特徴的な形をしています。成虫の小楯板には三つ淡い斑が見られます。  ブナ科のクヌギなどで見られ、幼虫の姿で越冬します。


アメンボ・コオイムシ
 S034 アメンボ(アメンボ科)  #S034−1 アメンボ(アメンボ科)
 撮影C:2004/08/29 温泉津町福光 水路  撮影F7:2007/03/30 温泉津町福光 水路
 体長12〜16mm。肢の先は油分のある細かな毛に覆われいて、表面張力で、水面に浮かんでいます。当然洗剤をかけると水より重いので沈んでしまいます(実験はしてはいけません)。水辺に集まる昆虫が水面に落ちると捕らえて体液を吸います。
■名の由来:飴(あめ)の様な甘い匂いを出すことから付いています。
 
 S137 タガメ(コオイムシ科)  #S137−1 タガメ(コオイムシ科)
 撮影C:2009/06/15 温泉津町福光  撮影C:2009/06/15 温泉津町福光
 呼吸管を入れない全長48〜65mm。 全体は土色で、体は幅広く日本最大級の水生昆虫です。前肢がカマキリのような太い鎌あしをしています。幼虫は小魚やオタマジャクシを食べ、成虫は小魚や、カエルを捕らえて体液を吸います。♀は水面上の藻などに卵を産み付け、♂がそれを守る習性があります。  生息しているのは池や沼,水田です。昔は田んぼでよく見られ、田んぼにいる亀から名が付けられたそうです。漢字で「田亀」と書きます。
 S071 コオイムシ(コオイムシ科)   #S071−1 コオイムシ(コオイムシ科) 
 撮影C:2006/05/11 温泉津町福光 撮影者の池  撮影C:2006/05/11 温泉津町福光 撮影者の池
 タガメの仲間で、同じく水生生物(魚,カエル,水生昆虫)の体液を吸います。♀が♂の翅に卵を産み付けて、卵が孵化するまでの3週間を、背負った形で守ることから、コオイムシの名が付けられています。
 卵は呼吸しているそうで、全体を水に付けると呼吸できなくなり、死んでしまうそうです。生み付けられた♂の子育ては結構大変そうです。
 呼吸しているのでしょうか?、コオイムシは腹部背と翅の間に空気をため、水中ではそのためた空気で呼吸します。
■コオイムシ:呼吸管を入れない全長17〜20mm。水の流れのない、池や沼,水田に生息しています。形は卵を平たくした様な形です。色は黄褐色から闇褐色をしています。

半翅目(2万5千種)>
 ・セミ(ミンミンゼミ,アブラゼミ,ニイニイゼミ,ツクツクボウシ,クマゼミ,ヒグラシ,ハルゼミ,クサゼミ,エゾゼミ,チッチゼミ)
 ・カメムシ(ナガカメムシ,サシガメ,ヘリカメムシ,トゲカメムシ,ナガメ,ナシカメムシ,クヌギカメムシ,スジカメムシ,クサギカメムシ)
 ・ミズカマキリ,アメンボ,タガメ,タイコウチ,ミズムシ,マツモムシ,コオイムシ,ナベブタムシ,コバンムシ
 ・アワフキムシ,アブラムシ,ヨコバイ,ウンカ,ハゴロモ,スケバ,ツノゼミ,ミミズク
 ・カイガラムシ,ロウムシ

 半翅目は口が注射針の形をし、樹木の樹液や、植物の汁を吸います。小動物の体液を吸う仲間もいます。目は1対の複眼がありその間に3個の単眼を持ちます。羽は前翅,後翅それぞれ1対あります。カメムシの前翅の特徴は、先は膜状で根元の半分は硬い構造になっています。半翅目とはここから付けられた名です。蛹にならない不完全変態の形態をとります。

[注]撮影F:FUJIFILM FinePix−S7000, 撮影C:OLYMPUS C−750UZoom, 撮影D:KONIKA MINOLTA DiMAGE−Z3

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